グリーン住宅ポイント制度を活用! コロナ下でも賢くリフォームを

新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務になったりおうちで過ごす時間が増えたことで、リフォームやリノベーションを検討される方が増えてきました。ただその際、必要なワークスペースをつくったり、仕上げを新しくするだけではなく、もう一歩踏み込んで暮らしやすい性能を備えた住まいにリノベーションしてみませんか?


今回は、そんな方にぴったりの「グリーン住宅ポイント制度」をご紹介します。




■グリーン住宅ポイント制度の対象工事や期間は?



グリーン住宅ポイント制度」とは、一定の省エネ性能をもつ住宅などの取得あるいはリフォームを対象とする制度で、国土交通省により創設されました。


リフォームの場合は、1戸あたり上限30万ポイント(1ポイント=1円相当)が発行されます。

対象となる工事は大きく分けて、断熱改修、エコ住宅設備の導入、耐震改修、バリアフリー改修、リフォーム瑕疵保険等への加入というカテゴリーがあり、断熱改修かエコ住宅設備の導入いずれかが必須です。




■取得したポイントで何ができるの?



グリーン住宅ポイント制度」では工事内容に応じてポイントが発行され、そのポイントを使って「グリーン住宅ポイント交換商品」に交換できます。

現在予定されているのは、テレビや冷蔵庫、エアコンやおそうじロボットのような家電類。ソファ、ダイニングテーブル、クローゼット、寝具、カーテン・ブラインドのような家具・インテリア関係。食料品・飲料や防災・避難用品、ベビー・キッズ用品に加え、自転車やキャンプ用品などのアウトドアグッズも対象です。




■もっとオトクに制度を活用するためには?



「グリーン住宅ポイント制度」はリフォームの場合、上限は30万ポイントですが、特例があります。その一つが、若者・子育て世代によるリフォーム。上限が、通常の1.5倍相当の45万ポイントにアップします。ちなみに若者世代とは40歳未満の世帯、子育て世代とは18歳未満のお子さんがいらっしゃる世帯と、同制度では定義されています。

さらに既存住宅(中古住宅)を購入してリフォームすれば、上限は2倍の60万ポイントに引き上げられます。


若者・子育て世代に該当しないとオトクに制度を活用できないの……? とガッカリすることはありません。

若者・子育て世代でなくとも、「安心R住宅」を購入してリフォームを行った場合は、上限が45万ポイントまで引き上げられます。


「安心R住宅」とは国土交通省が中古住宅の流通を促すため、安心に関する一定の要件を満たす標章(マーク)を使用した住宅のこと。ここで言う安心とは、新耐震基準を満たしていたり、インスペクション(建物状況調査等)の実施で構造上の不具合や雨漏りが認められないといった内容を示します。中古住宅の購入を考えているのなら、ぜひチェックしてみましょう。




■今だから見直したい、健やかで快適な家づくり



グリーン住宅ポイント制度」の対象期間については、2020年12月15日から2021年10月31日までに工事請負契約を締結しているという条件が出されています。


ポイントの発行申請は、原則としてリフォーム工事の発注者、売買契約の購入者が行いますが、工事の請負業者が代理で行うことも可能です。

申請のタイミングは原則、工事完了後ですが、請負契約額が税込1,000万円以上のリフォームは工事完了前でも、必要な書類が整い次第、ポイント発行申請を行うことができます。


申請に必要な書類は、申請条件による異なりますので、国土交通省のホームページ(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001378104.pdf)を確認してみましょう。



市川市を拠点に市川市内、浦安市で設計・施工を手がける「ノア・スタイル」では、女性目線のきめ細やかな提案力とデザイン力、そして確かな技術力により、お客様のニーズを実現するリフォーム・リノベーションを得意としています。


新型コロナウイルスの感染拡大が進むなか、いまやおうちは、最後の砦。健やかで気持ちよく、自分らしく過ごせる住まいづくりのために、誠心誠意お手伝いさせていただきます。リフォーム・リノベーションをお考えの方は、どうぞお気軽にご相談ください。