中古物件を購入してリノベーションする場合、進め方には2つのパターンがあります。
一つは、自分で不動産購入とリノベの舵取りをする方法。
もう一つが、リノベ会社が不動産購入のサポートも行う「ワンストップリノベーション」です。
中古リノベのローン契約を交わす段階ではさまざまな段取りが交錯するので、タイミングよく対処してゆかないと前に進めません。特に忙しい働き盛りの共働き世帯や子育て世代にとっては、かなりの負担になってしまいます。
そこをスムーズに進められるのが「ワンストップリノベーション」。
今回は、そのメリットや特徴を紹介します。
■そもそもワンストップリノベーションとは?
「ワンストップリノベーション」は、通常なら中古物件を購入する不動産会社と、設計を依頼するリノベ会社の2社と付き合わなければならないところ、リノベ会社に物件探しもまとめて依頼できるため、契約や打ち合わせや段取りが楽なのが特徴です。
「ワンストップ」でない場合は、物件購入は不動産業者に、リノベーション・デザインはリノベ会社にそれぞれ依頼することになります。まずは不動産業者とリノベ会社探しをするところから始まり、全体の資金計画やスケジュールの舵取りもすべて自分でしなければなりません。
しかし、ノア・スタイルの「ワンストップリノベーション」であれば、まずお客様のご要望に沿ったリノベーション向きの物件をある程度絞り込んでご紹介するので、厳選された候補の中からお選びいただけます。また内覧の際には、ご同行して物件のご案内をしていますので、リノベのプロの目線で物件の見極めが可能になるというメリットもあります。
■ワンストップリノベーションを利用しない「中古購入+リノベーション」は大変?
実は中古リノベは時間との勝負。
中古リノベの最大の山場は、「物件購入」・「ローン」・「リノベーション」の3つの手続きが同時進行するタイミング。
物件購入、すなわち中古物件を決めて不動産売買契約を交わす前には、不動産を購入するためのローン事前審査が控えています。
したがってローン事前審査前には物件のみならず、リノベーションにどれくらい費用がかかりそうなのか、リノベ会社に見積もりを出してもらう必要があるのです。
このローン事前審査から不動産売買契約までの猶予は約1週間〜10日という短期間。
短期間に大きな決断を迫られるこの大変な時期、「ワンストップ」でなければ、不動産売買については仲介業者と、ローンについては銀行と、リノベについてはリノベ会社と……と、やりとりをする相手が3者になりますが、「ワンストップ」では不動産売買後の住宅ローン+リノベの窓口を一本化できるので、その分格段に手間が省けるのです。
■ワンストップであれば大変な工程をまとめて行えるのでスムーズ!
「ワンストップリノベーション」のメリットはそれだけではありません。
中古物件購入に際しては、リノベーションを前提とした視点でチェックすることが必要ですが、不動産業者はリノベーションのプロではないため、その物件でやりたいリノベーションが実現できるか、適切な助言がもらえないこともあります。
「ワンストップ」なら、リノベのプロが物件をチェックして理想のリノベーションが叶えられるかどうかを判断してくれるので、精度の高い物件選びが可能になります。
さらにリノベ業者が物件購入のサポート役となることで、物件購入費用とリノベ費用の予算配分についても、的確なアドバイスをもらうことができます。
■だからこそ子育て世代や働き盛りのご家庭におすすめ!
このように「ワンストップ」は手間が省けるのが魅力。
また中古リノベでは、リノベーションのみに使える「リフォームローン」ではなく、物件購入とリノベーション費用の両方に使えて、低金利で返済期間も長期に設定できる「住宅ローン(リフォーム一体型ローン)」にするのが賢いやり方。
物件購入+リノベを一括で依頼できる「ワンストップ」なら、この「住宅ローン(リフォーム一体型ローン)」が組みやすいのも嬉しいところです。
借入先によっては「リフォームローン」と「住宅ローン(リフォーム一体型ローン)」の金利差はわずかかもしれませんが、それでも返済額への影響は少なくなりません。
そして、そもそもどんな中古物件を購入すればよいかという初期段階で、リノベ目線で物件購入のアドバイスをもらえるのは心強いもの。
中古リノベ市場では人気物件は足がはやく、迷っているうちにあっという間に売れてしまいます。とはいえ焦るあまり、自分が思い描くリノベができない物件を購入しては元も子もありません。
スピーディかつ的確にプロが助けてくれる「ワンストップ」は、忙しい子育て世代や働き盛りのご家庭にとって頼もしい味方なのです。
■ワンストップリノベーションにデメリットはある?
もしワンストップリノベーションにデメリットがあるとすれば、初期段階から同じ会社と歩みを共にしてゆくため、やっぱり相性が合わない……となった場合に後戻りがしづらいことが挙げられます。
進行具合によっては違約金が発生したり、仲介手数料を返金しなければならないことも。
ただし「ワンストップ」はこうしたデメリットを秤にかけてもメリットのほうが多いので、相性が合わない、という事態にならないことが大切。
そのために必要なのは、初期段階でのパートナー選びです。
■「ワンストップリノベーション」の会社を選ぶ最後の決め手は「人」
リノベーション会社の決め手は、価格やサービス、デザインの好み、アフターメンテナンスの充実ぶりなどさまざまな判断基準がありますが、「やはり最後は人」というのが中古リノベ成功者の談。
相談に行ったら会社の雰囲気がとてもよかった、親身になって話を聞いてくれた、担当者とフィーリングが合った……など、人と人の相性はとても大事なもの。
したがって、まずはリノベ会社に行ってみて、直接話すことが大切です。
その時に、耳障りの良いことばかり話すようなら注意が必要かもしれません。デメリットや希望がすべて叶えられない可能性もあることも含めてきちんと話してくれるなら、誠実な会社と言えるでしょう。
中古リノベは、新築に比べれば予算面で大きなメリットがありますが、それでも不動産を買うのは大きな決断。間違って損はしたくないけれども、正しい段取りやお金の流れがわからず身動きできないし、時間がなくて段取りをできるだけシンプルにしたい、という方には「ワンストップ」がぴったりです。
千葉県市川市を拠点に浦安市、船橋市、松戸市などをメインエリアとして、リフォームやリノベーションを手掛ける「ノア・スタイル」では、スムーズな「ワンストップリノベーション」が可能です。各エリアの特徴も知り抜いており、プランニングも子育て世代や働き盛りのご家庭に寄り添った、きめ細かいご提案をいたします。
中古物件を購入してリノベーションをお考えの方は、お気軽にお問い合わせくださいね。