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共働きの時間を「ゆとり」に変える。QOLを高めるマンションリノベーションの工夫と事例

皆さんこんにちは。
千葉県市川市を拠点に、市川市内、浦安市などで住宅や店舗のリノベーション工事を物件探しから設計・施工監理まで手がけている「ノア・スタイル」です。
仕事や育児に追われるあまり、家がただ寝る場所になっている——。
そんなお悩みを抱えるご夫婦も多いのではないでしょうか。
せっかく共働きで高収入を得ていても、生活の基本となる「住まい」が安らげる場になっていないのでは、元も子もありません。
こうした余白のなさは、忙しさだけが原因ではなく、今のマンションの間取りや動線が暮らしに合っていないことも一因です。この記事では、家事や片付けに追われる時間を減らし、夫婦や自分のための時間を生み出して生活の質(QOL)を高める、マンションリノベーションの工夫と事例を紹介します。
なぜ今、共働き世帯に「生活の質(QOL)を高めるリノベーション」が必要なのか?

パワーカップルと呼ばれる共働き世帯にとって大切なのは、仕事や育児をこなすための土台として、住まいが英気を養い、ゆとりを確保する場であることです。仕事やスケジュールのやりくりだけでは限界があり、リノベーションで家のつくりを本質的に見直すことが重要です。
多忙な日々に「ゆとり」を創出し、暮らしを支える住まいへ
ライフスタイルに合わない間取りや動線、古い間取りや設備は、知らずしらずのうちに非効率な動きを生み、ストレスを蓄積させます。たとえば家事が1日30分短縮できれば、年間で約180時間の自由な時間が生まれます。リノベーションでムダな家事に費やす時間を減らし、その分を夫婦の時間や自分をいたわる時間に充てることこそが、真の生活の質(QOL)の向上となるのです。
単なる設備交換ではなく「暮らしのアップデート」
住まいは、暮らしを包む器のようなものです。
たとえば断熱性が低いと、冬は寒さに、夏は暑さに煩わされ、住まいの快適性が損なわれます。断熱性を高めれば、外気の影響を受けにくくなるだけでなく室温のムラも減り、「なんとなく調子が悪い」といった疲れが軽くなることもあります。
性能は見た目に表れにくいぶん、動線改善や設備更新に比べて後回しにされがちです。けれど、日々の快適さや気持ちの安定にじわじわ効き、生活の質(QOL)を底上げします。
生活の質(QOL)を劇的に高めるリノベーションの設計ポイント

生活の質(QOL)を上げる鍵は、暮らしが自然に回る住まいをリノベーションでつくること。動線や水回り、収納を整えることで時短につながり、断熱や素材・光は安らげる空間をつくります。
「回遊動線」で行き止まりをなくす
行き止まりのある間取りはストレスが積み上がりがちです。回遊できる動線をつくると遠回りやムダな行き来が減って、作業がスムーズにこなせます。
たとえばキッチン・洗面・ランドリーを一直線、あるいは回遊動線上にまとめることで、「洗う・干す・しまう」が一連で完結すると、ぐっと家事がラクになります。家族がすれ違ってもぶつからない通路幅や、ダブルの洗面ボウルや、洗面所・浴室間の間仕切りなど、複数で同時に使える計画も、ゆとりを生み出す工夫です。
水回りの最新化で「掃除の時間」を最小限に
水回りは汚れが蓄積しやすく、掃除の負担やストレスが出やすい場所。設備の更新は見た目の刷新だけでなく、日々の手間を減らすことにもつながります。
自動洗浄機能のあるトイレや、タイルの継ぎ目が少なく手入れしやすい浴室、タッチレス水栓などは、掃除の頻度を左右します。床材・壁材も拭き取りやすさ・乾きやすさを基準に選ぶと掃除の手間が省けます。賢く設備や建材を選ぶことで、掃除に費やしていた時間を、自分たちの時間に変えましょう。
「収納の最適化」でモノを探す時間をなくす
ここにあったはずなのに……と収納をひっくり返していては、探すのも片付けるのもひと苦労。収納は適切なスペース量はもちろんですが、「使う場所」と「しまう場所」を離さない適材適所の考え方が大切です。
また、ファミリークローゼットやパントリーのように集約できる収納を設けることで、リビングに不要なモノを持ち込まない工夫もポイント。みんなで使うLDKがすっきり保たれているだけで、生活の質(QOL)は上がります。
もちろんすべて隠せばよい、というわけではありません。程よく「魅せる収納」も設けてお気に入りのものを飾り、自分らしく美しく過ごせる空間にしましょう。
健康と快適を守る「断熱リノベーション」
断熱は、見た目以上に暮らしの快適性に影響します。冬暖かく夏涼しい環境は、睡眠の質や体調管理に関わり、仕事のパフォーマンスにもつながります。室温の差を抑えることは、ヒートショック対策など健康維持にとっても重要です。内窓(インナーサッシ)の設置は、断熱性の向上に加え、外からの音が入りにくくなるメリットもあります。在宅ワークや就寝時に音に神経を使う場面が減ると、家で過ごす時間の満足度が変わってきます。
将来を見据えた「安全性」とメンテナンス性
見た目の美しさだけでなく、安心して暮らせることも生活の質(QOL)を高めるために大切なポイントです。滑りにくい床材や傷が目立ちにくい素材を取り入れると、ストレスがたまりません。
段差を減らすようなバリアフリー対策は、老後への備えに限らず、小さなお子さんの安全にもつながります。さらにはロボット掃除機の動きを妨げない、家事効率をアップさせるメリットも。忙しいご家庭ほど、メンテナンスによる気疲れが減る効果は大きいと言えるでしょう。
五感を癒やす「素材と光」の美意識
時短や機能が整うだけでは、本当の意味での生活の質(QOL)はアップデートできません。忙しい共働き世帯だからこそ、我が家は、心が安らぐかけがえのない場所であってほしいものです。
そのためには、五感を癒やす素材選びや光の演出が欠かせません。
無垢材の肌触り、漆喰などの調湿性、美しい陰影を生み出す照明計画(間接照明)は、ホテルのような特別なくつろぎ感をもたらしてくれます。
■【事例紹介】浦安のマンションで叶えた「ホテルライク」な暮らし

パワーカップルにとっての生活の質(QOL)は、家でくつろげるか、リフレッシュできるか、整然と美しい状態を保ちやすいかが大切。生活と地続きでありながら非日常感を味わえる、ホテルライクなリノベーション事例を通して、心地よさを生み出す工夫を見ていきましょう。
【玄関】仕事モードをリセットするラグジュアリーな「石張りの壁」
玄関ドアを開けた瞬間に目に入るのは、ホテルのエントランスを思わせる石張りの壁。視覚的にラグジュアリーな印象をもたらすのはもちろん、高い調湿機能で湿気や乾燥を和らげ、においを吸着して快適さを保つ高機能タイプの素材を使っています。帰宅して一歩足を踏み入れると、美しい壁ときれいな空気が迎えてくれる——オンとオフのスイッチが鮮やかに切り替わります。
【LDK】「炎」と「眺望」で、くつろぎの質を整える
LDKは最上階ならではの眺望を活かし、アイランドキッチンをセレクト。ノイズレスなデザインで、設備感を抑え、リビング・ダイニングのインテリアにしっくりなじみます。さらに回遊動線で作業がスムーズになるだけでなく、家族とコミュニケーションが取りやすいメリットも。
加えて取り入れたのが、バイオエタノール暖炉(EcoSmart Fire)です。
バイオエタノール暖炉は、ガス配管や煙突が不要で、煙もススも出ず、マンションリノベーションでも安全に取り入れやすいのも特徴です。そして炎の揺らぎは、「1/fゆらぎ」としてヒーリング効果が語られることもあり、夜のリビングを美しく彩ってくれます。スマートフォンやテレビの代わりに炎を眺めて語らえば、かけがえのない時間が生まれることでしょう。
【寝室】「光」と「素材」が導く極上の睡眠
プライベートな空間である寝室と書斎は、ガラス入りのハイドアで緩やかに仕切ることで、空間に広がりをつくり出しました。ガラスが空間をシームレスにつなぎ、高級感ももたらしてくれます。寝室の枕元にはヘッドボードになじむように、板を造作して間接照明を仕込みました。照明をインテリアになじませながら、やわらかい光で深いリラックス状態に誘い、1日の疲れを癒してくれます。翌日の仕事のパフォーマンスにも関わる「睡眠の質」を、整えやすくなるでしょう。
》ホテルライクリノベーションの事例はこちら
https://noah-style.co.jp/blog/category3/167473
■忙しいからこそ「物件探し+リノベーション」はワンストップで

共働き世帯にとって、リノベーションのいちばんの壁は「時間」です。不動産、住宅ローン、設計、工事の窓口が分かれるほど、打ち合わせは増え、時間が取られてしまいます。物件探しからリノベーションまでを一つの流れで進められるワンストップのリノベーションなら、多くの手間を省きつつ、要望を精度高く実現しやすくなります。
窓口一本化で、打ち合わせの手間を最小限に
リノベーションを大きく左右するのは、物件探し。特にマンションは、管理規約や配管の制約があるため、事前の確認が重要です。内見の段階からリノベーションのプロが同行できると、壁の撤去や水回りの移設、見積もりなどが、初期段階で判断できるため、大幅な変更や追加工事が発生しにくくなります。
リノベーションでは、不動産会社、設計者、施工会社と、複数の相手と並行してやり取りすることになりがちですが、ワンストップのリノベーションなら、これらの窓口を一本化でき、やりとりにかかる時間を大幅に短縮できます。
設計力×施工力×女性目線で「失敗しない」家づくり
忙しいパワーカップルに必要なのは、空間の美しさだけでなく、暮らしが効率よく回る機能性。設計と施工が分離していると、意図が伝わりきらず、細部の仕上がりや使い勝手にズレが出ることもあります。設計から施工、監理までを一気通貫で担う体制なら、デザインの意図と現場の納まりがつながりやすく、さらに目に見えない性能面でも安心して任せられます。
また、日々の家事や育児を考えた時、図面上だけでは使い勝手のすべてをチェックすることは難しいものです。生活者の視点で動線や収納、キッチンまわりを具体的に詰めていくリノベーション経験が豊富な女性建築家なら、「きれいだけど使いにくい」というデザインにはならず、美しさと機能性を両立させた「本当に使いやすい」提案をしてくれることでしょう。
■まとめ

共働き世帯の生活の質(QOL)を左右するのは、忙しさそのものよりも、住まいの間取りや動線が今の暮らし方に合っているかどうかです。加えて、断熱など暮らしの快適性を支える性能面も、大切なポイントになります。
動線の見直しや設備の更新、収納の最適化はムダな家事を減らし、素材や光の工夫はリラックスできる空間づくりに役立ちます。
また、忙しいパワーカップルほど、物件選びから設計・施工までを一本の流れで進められるワンストップのリノベーションは相性がよい選択肢です。打ち合わせの負担を減らしつつ、要望を精度高く形にしやすくなります。
高い生活の質(QOL)は、時間の余白をつくれる住まいがあってこそ。仕事も子育ても自分の時間も満足させるという視点で、リノベーションを考えてみませんか。
■生活の質(QOL)を高めるために、時間の余白を生み出せるリノベーションを--女性建築家によるきめ細やかな提案

家事や片付けに追われる時間を減らし、家で安らぎ、リセットできる感覚を取り戻す——そんな「生活の質(QOL)」を高める視点が、忙しい共働き世代にこそ必要です。
株式会社ノア・スタイルは、市川市・浦安市・船橋市エリアを中心に、住まいの本質的な心地よさを大切にしたリノベーションを手がけています。
大切にしているモットーは、「スローライフ」。女性建築家がヒアリングから伴走し、生活者のまなざしをもって、家事動線や収納計画をきめ細やかに設計。リラックスできる心地よい空間をデザインし、インテリアや家具のコーディネートまで含めてトータルで手がけます。
設計事務所の発想力と工務店の技術力を兼ね備えた一貫体制も、ノア・スタイルの大きな強みです。設計者・施工者・監理者が一体となり、断熱・メンテナンスまでを見通すことで、長く安心して住み続けられる住まいを実現しています。
“いい住まい、いい暮らし”をいかに実現するかを競う、業界最大級の住宅施工例コンテストで、「地域優秀賞」も受賞しており、デザイン力・施工技術・提案力も評価をいただいております。
》LIXILメンバーズコンテスト2023にて「地域優秀賞」受賞
https://noah-style.co.jp/blog/news/175686
市川・浦安・船橋エリアで、自分らしい住まいをつくりたい、とお考えの方は、ぜひノア・スタイルにご相談ください。
執筆者情報
金子 亜紀
Kaneko Aki
ハウスメーカーでは住宅リフォームの設計から監理まで幅広く担当し、多くのリノベーションを手がける。現在はノア・スタイルを設立し、代表兼建築家として住まいづくりに取り組んでいる。





