千葉県市川市を拠点に、市川市内、浦安市などで住宅や店舗の内装リフォーム・フルリノベーションなどを手掛けている「ノア・スタイル」です。
持ち家で住み続ける上で必要となるのが、定期的なおうちのメンテナンスです。
たとえば車や自転車、家電でも使用年数や使用頻度に応じて定期的なメンテナンスが必要になるように、雨風から私たちの暮らしを守ってくれる家にもメンテナンスは欠かせません。
今回は台風や豪雨・暴風、地震などの天災の備えにもなる、メンテナンスのポイントをご紹介いたします。
■今の家には何年住み続けられる?
車や自転車、家電と同じように、住宅にも耐用年数というものがあります。
国が定めたところによると、木造住宅であれば22年、軽量鉄骨プレハブ造なら19年〜27年。重量鉄骨造なら34年、鉄筋コンクリート造ならば47年、住宅の構造により耐用年数は異なります。
ただ、この年数に達していたからといって、慌てて建て替えを考える必要はありません。あくまでこの耐用年数は、「減価償却資産が利用に耐える年数」として国が定めたもの。
けっして、住宅そのものの寿命ではないのです。とはいえ、一般的には木造住宅は30年ほどで建て替えるケースが大半。売却の際も、築30年を超えると価格が低下する傾向にあります。
この30年の壁を乗り越え、建物の耐久性を高めて安心安全な暮らしを支えてくれるのが、定期的なメンテナンスやリフォームなのです。
■メンテナンスの時期の目安は?
メンテナンスの必要性が目に見えてわかるのが、外壁です。
メンテナンスを施さずに放置していると、チョーキングという現象が起こります。防水性が低下し、外壁に雨水がしみこんだり雨漏りの原因となることも。場合によっては、外壁の裏にある断熱材や構造材にカビや腐朽が生じ、健康だけでなく、家全体の強度に悪影響を及ぼしかねません。
一般的にはウレタン系の塗料ですと6〜8年、シリコン系の塗料では10〜15年が塗り替えの目安と言われています。また、最近主流のサイディングですと、10年を目安に目地の打ち替え表面の再塗装が推奨されています。
ただこれらはあくまで目安。庇の出の長さや紫外線の当たり具合など、住宅や立地の条件にも左右されますので、外壁のメンテナンスは10年に一度くらいのペースで定期的なメンテナンスを行うことをお勧めします。
外壁のみならず、住宅内部でもフローリングや建具などの劣化が生じるので、専門業者にメンテナンスを依頼することをおすすめします。
20年以上経過すると、定期的なメンテナンスの有無が、性能・見た目ともに如実にあらわれます。メンテナンスをしないと老朽化のスピードも早くなるので、これまでにメンテナンスやリフォームを施していない場合には、全面的なフルリフォームが必要となることも。定期的にメンテナンスをしっかり行っていれば、配管やバス・キッチンなどの設備のリフォームだけで、暮らし心地がアップします。
■地震への備えとなる耐震リフォーム
大雨だけでなく、地震への備えも十分にしておきたいですよね。
1981(昭和56)年の新耐震基準が制定される以前に建てられたお住まいは、特に注意が必要です。また新耐震基準もさらに2000年に改正され、新耐震基準を強化することが現在では義務付けられています。地震により家が被害を受けると、ご自身の安全はもちろん、隣家や通行人を巻き込む危険性があるので、万全の手配をしておくに越したことはありません。
ふだん安全に暮らしているとなかなか気が回りませんが、何かあってから手遅れとなってしまわないように、定期的なメンテナンスやリフォームでお住まいの安全性を高めておきましょう。「ノア・スタイル」は耐震診断士の資格を有するスタッフも在籍しており、耐震診断も社内で行うことができます。市川市を中心に、近隣の浦安市などでも工事を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。