子育てしやすい家は老後も暮らしやすい!長く快適に住めるマイホームづくりのコツ

マイホームを建てるにあたり、どのような住宅にすればよいのかお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。住環境研究所の調べによると、50代後半からバリアフリー住宅や家の中で趣味などを楽しめる住まいへのリフォームの要望が高まるそうです。こだわって建てたマイホームでも長く暮らしていくうちに、ライフスタイルの変化で住みにくくなることもあります。


子育て中にマイホームを建てられる場合、子育てしやすいポイントをおさえることで老後も快適に暮らせる家にすることができます。今回は子育て中から老後まで、ずっと暮らしやすいマイホームづくりのコツをご紹介します。




■マイホームづくりのコツ1.家事動線を考えた間取り



1つ目のコツは「家事動線」です。家事動線とは、家事をする時に人の動きを表した線のことです。子育て中はできるだけ家事を効率的に終わらせたいですよね。家事動線を考えた配置にすることで移動にかかる時間が短くなり、家事の負担を大幅に軽減できます。


リビングやキッチン、洗面所などが隣接していると、朝の忙しい時間に子どもの準備をしながら複数の家事をまとめてできます。さらに、洗濯機の横にサンルームを設置したり、洗面所からすぐにベランダに出られる扉があったりすると、洗濯してから干すまでがスムーズになります。玄関からキッチンが近い間取りにすれば、買い物から帰ってきた後に食材をしまうのも楽になるでしょう。


このような家事動線を考えた間取りになっていると、老後に体力が低下しても、重い洗濯かごや買い物の大きな袋を持って移動する距離を短くできます。


また、家全体が見渡せるような間取りにするのもおすすめです。遊んでいる子どもを見ながら料理ができるキッチンや、リビングから洗面所やお風呂の様子がわかる住まいなら、老後には家のどこにいても家族の顔が見える安心感を得られるでしょう。




■マイホームづくりのコツ2.バリアフリー



2つ目のポイントは「バリアフリー」です。年をとることで足腰が弱くなり、今までは大丈夫だった小さな段差でもつまずきやすくなります。高齢になってからバリアフリーリフォームを検討されるケースは多いのですが、実はバリアフリー住宅は高齢者だけでなく子育て世代にも多くのメリットがあります。


大人にとっては小さな段差や、床に置いてある荷物でも、子どもには大きな障害になることも。家の中で走り回った時につまずいて転倒する可能性もあります。入口の段差を解消してフラットにし、充分な収納スペースを設置して荷物が出しっ放しにならないようにするとよいでしょう。


また、あらかじめバリアフリー対応の広めのトイレにしておけば、子どもが小さい時も便利です。閉塞感があるトイレに不安を感じる子どもでも、広々として明るいトイレならひとりで安心して行きやすくなります。小さな子どもは大人も一緒にトイレに行くことがありますが、広めのトイレならトイレトレーニングも楽にできます。


将来身体機能が低下することを考慮してあらかじめバリアフリー住宅にしておくことで、子どもからお年寄りまですべての人にとって住みやすい家になるでしょう。




■マイホームづくりのコツ3.周辺環境をチェック



3つ目のコツは「周辺環境」です。子育て中はスーパーや薬局、公園、学校が近くにあるかなど周辺環境を気にする方が多いかと思います。さらに年齢を重ねると車の運転や遠出が大変になる可能性もあります。公共交通機関へのアクセスがよいことや病院が近いことも重要なポイントです。あらかじめ老後のことも考えて周辺環境をチェックしておきましょう。


気に入った地域に良い物件がないという場合は、中古物件をリノベーションする方法もあります。周辺環境が優れた場所で、子育てや老後の両方を見据えたリノベーションをすれば長く快適に住めるようになるでしょう。



ノア・スタイルでは、千葉県市川市や浦安市、船橋市などでマンションや戸建て住宅のリフォーム、リノベーション工事を手掛けています。「子育て中から老後まで長く安心して暮らせる住宅にしたい」「リノベーションに興味がある」という方は、ノア・スタイルまでお気軽にご相談ください。