リノベーションをするための賢い中古マンションの探し方とは?

新型コロナウイルスの影響で、ライフスタイルや家での過ごし方を見直す方が増えています。国の調査でも、来年はリノベーション需要が増える傾向が見て取れるとか。

中古マンションを購入してリノベーションすると、新築に比べて物件購入費用が安く、理想のライフスタイルを実現するにはぴったり。


今回は、リノベーションをするための賢い中古マンション探しのコツをご紹介します。




■物件探しは、まず総予算を固めることから始まる



物件探しを始める前に取り掛かりたいのは、物件購入とリノベーション工事にかけられる総予算の見定め。いくら夢があっても実際に動かせるお金がなければ、理想の物件は購入できません。


総予算は、住宅ローンの借入可能額に自己資金を合わせた額になります。

次に物件購入費用とリノベ費用のおおよその配分を決めましょう。基本的には、総予算から物件購入費用を引いた金額をリノベーション費用にあてられると考えてください。


予算が足りるか不安な場合は、物件のエリアや広さの条件を見直してみましょう。

というのも一般的に総予算を占める割合が多いのは、リノベーション費用よりも物件購入費用。

物件購入費用はリノベーション費用よりも金額調整がしやすく、エリアや駅徒歩分数、築年数などの条件を変更することで、数百万円単位で調整できる場合もあります。




■気になる物件の資産価値、本当のところを知りたい!



中古物件のリノベーションのメリットとして、資産価値が値崩れしにくいことは、以前にもご紹介いたしました(中古マンションを購入してリノベーションする際の注意点とは? )。

そして、資産価値や性能のバランスがよいと言われているのが、築20年程度の物件です。


ただしせっかく大きな買い物をするのですから、より値下がりしにくい物件を購入したいですよね。

とはいえ、これは不動産のプロでも見極めが難しいところ。

無難なのは、駅近や利便性が高いエリア。そして1981年6月1日以降に建築確認済証が交付された新耐震基準であり、管理状態が良い物件も、比較的値崩れが起こりにくいと言われています。


一概には判断するのが難しいので、気になる場合はプロに相談してみましょう。

また近年はスケールの大きい自然災害が頻発していますので、ハザードマップを確認することもお忘れなく。




■理想の物件探しのポイントは「変えられない部分」のチェック!



築年数が古い物件を実際に見にいくと、薄汚れていたり、ジメジメしていたり、暗かったり狭かったり、あるいは暑さ・寒さに耐えられないと、ガッカリしてリノベーションを諦めてしまうケースがあります。

ただしこうしたデメリットは、リノベーションで「変えられる」ので心配しなくても大丈夫。


むしろ購入する際にチェックしたいのが、「変えられない部分」です。それは構造、マンションの管理規約、共用部の管理状況、長期修繕計画といったポイントです。(中古マンションのフルリノベーション、成功させるコツとは?

ただし専門家でないと見極めが難しいことがあるので、物件探しの段階で、リノベーション会社に一緒に現場を見てもらうのがおすすめです。




■リノベーション会社にはどの段階で相談をすれば?


成功する中古リノベーションのコツは、早い段階でリノベーション会社に相談すること。

「やりたいことがまとまっていない」「実は予算がよくわからない」という段階から相談しても大丈夫。

リノベーション会社の担当者と話しているうちに、自分でも気が付いていない暮らしのニーズを引き出してもらえたり、物件選びのアドバイスが受けられるので、気後れせずに問い合わせてみましょう。



千葉県市川市に拠点を構え、市川市内や近隣の浦安市・船橋市などでマンションや一戸建てのリノベーション工事を手がけている「ノア・スタイル」では、お客様に寄り添ったきめ細かいリノベーションに定評があります。迷われていることや、わからないことがありましたら、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。