お子さんが独立してしまうと、とたんに家が広く感じられてしまうもの。子ども部屋も空き部屋となってしまいますが、そのままにしておくのももったいないですよね。
子育てもひと段落して、好きなことを思い切り実行できるチャンス。部分的なリフォーム・全面的なリノベーション・住み替えなどで、第二の人生のために住まいを刷新してみませんか?
人生100年時代と言われる今、生き生きとしたセカンドライフのための家づくりをご紹介します。
■空いた子ども部屋をリフォームする
今の住まいにはそのまま住み続けたい、ただし使わなくなった子ども部屋を有効利用したい。このような場合には部分的なリフォームがよいでしょう。
使わなくなった子ども部屋をウォークインクローゼットなど大容量の収納にしたり、ゲストルームとする手もあります。
より積極的な活用方法として、書斎や趣味部屋とするのもおすすめです。
面積的な問題で子ども部屋をご夫妻それぞれのスペースに仕切るのが難しいようでしたら、デスクはひとつながりにして、各々の目的にあった収納を造作すると使い勝手がよくなりますよ。せっかく一つ屋根の下でいっしょに暮らしていくのだから、どちらかが部屋にこもりっぱなしではもったいないですよね。
■せっかくなら家全体をリノベーションする
部分的なリフォームだけでなく、これからの生活を見据えて、家全体をリノベーションする方も多数いらっしゃいます。
子ども部屋のような使わなくなったスペースを取り込んでLDKを広くしたり、使いにくかった動線を改善したり、経年で劣化してきた天井・壁・床の仕上げを自分好みに変えたり、設備機器をリニューアルするのもよいでしょう。
また老後を見据えて、バリアフリー化も見越しておくと安心です。もちろん、今すぐバリアフリー仕様の浴室に変えたり、家中に手すりをつけたりする必要はありません。
あくまでリノベーションの目的は、「今」を生き生きと過ごせる空間にすること。必要になったら手すりを取り付けられるように壁の下地に丈夫な建材を使ったり、廊下の幅は車椅子が通れる寸法にしておくなど、いざという時に大工事になりかねないポイントだけおさえておいて、その分、やりたいことを叶えるために予算を回すことをおすすめします。
■住み替えの場合はきちんとした予算計画を
現在の住まいのリノベーションにとどまらず、別のエリアに引っ越しをして、新しい土地で中古物件を購入+リノベーションをする「住み替え」という考え方もあります。
年をとると、とかく移動が負担になります。昨今は高齢者の運転事故が多発していますので、車を使わず自分の足で買い物に行ける便利なエリアに引っ越すことも検討してみてはいかがでしょう。近くに映画館やギャラリーなどの文化施設などあると、知的好奇心も満たされて退屈しません。
いずれにせよ住み替えは、中古物件を購入してリノベーションすることになりますので、資金計画は重要です。将来的に退職して収入が減ることを考えると、生活費をキープしつつ、無理なくローン返済もできるよう、しっかりと計画を立てましょう。
頭金は総予算の2〜3割が目安と言われてきましたが、いまや時代は低金利。頭金のやりくりに時間をかけるよりも、金利が安いうちに早めに動いたほうがよいという声もあります。
また銀行からの融資も高齢になると受けられない場合もありますので、できるだけ早く方向性を決めることをおすすめします。
千葉県市川市に拠点を構え、市川市内や近隣の浦安市・船橋市などで一戸建て・マンションのリノベーション工事を手がけている「ノア・スタイル」では、末長く快適に過ごせるリノベーションを提案しております。お客さまのご予算やお悩みごとにあわせたきめ細かい提案力に定評がありますので、充実したセカンドライフを過ごしたいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。