まだまだ終息する気配のない新型コロナウイルスの流行。おうち時間が長くなったことから暮らしを見直し、リノベーションへのニーズが増えています。
今回は成功するリノベーションのために、事前に検討しておきたいポイントをご紹介します。
■何のためにリノベーションをするのか?
リノベーションはリフォームと異なり、水まわりなど部分的に設備を交換したり、古くなった仕上げを新しくすることではありません。
これからのライフスタイルに合った住まいにつくり替え、さらには機能性をあげることがリノベーションの基本です。
その時に大切なのが、何のためにリノベーションをするか、ということ。
子育てを充実させたいのか、家族が団らんできるようにしたいのか、あるいは家族とはほどよい距離感を保ちつつ自分の時間をもちたいのか。
家事ラクにしてこれまで雑事に費やしてきた時間で、好きなことを楽しみたいのか。
リノベーションのプロは、何気ない会話からお客さまの要望を汲み取り、プランとして提案できます。ただし、なぜリノベーションしたいか、というモチベーションは、お客さまの気持ちの問題。そこを明確にしていただくことで、言葉では伝わりきらない潜在的な要望を発見し、思いも寄らないご提案ができることもあるのです。
■予算をどのくらい見積もるか?
総予算は、手持ちの資金+金融機関から借り入れられるローンの総額と考えましょう。
もしも中古物件を購入するなら、この総予算を物件購入費用とリノベーション費用に分配する必要があります。
ただ、思い描くリノベーションにどのくらい費用がかかるか、なかなか目安はつきにくいですよね。
おすすめは悩み続けるよりも、まずは信頼できるセンスのよいリノベーション会社に相談すること。
相見積もりをとる方もいらっしゃいますが、見積もりの出し方は会社によって異なります。一見安そうに見えても、見積書に「キッチン一式」などアバウトな書き方をして、後から設備交換をはじめとするこまごまとした費用を請求してくる業者もあり、目先の金額だけで決めてしまって後悔するというケースも。
まずはリノベーション会社を訪ねたり、オンラインでアポイントメントをとって、じっくり話を聞いてくれるかどうか、確かめるのが得策です。
また費用の相談をする際は、「必ずやりたいこと」、「予算にゆとりがあるのならやりたいこと」と、二段階で要望整理をすると、リノベーション会社も見積もりを出しやすいですよ。(「リノベーションを成功に導くための要望整理のコツ」 https://noah-style.co.jp/blog/magazine/111502)
■工事中の住まいはどうするか?
自宅をリノベーションする場合、工事内容によっては住み続けながら工事をすることが可能です。ただし性能アップを考えると、床・壁・天井を剥がすことも多いので、仮住まいが必要になると考えたほうが無難です。もちろん、中古物件を新たに購入してリノベーションする場合は、仮住まいの確保はマスト。
この時注意したいのが、ローンと仮住まい先の家賃の二重払いです。
特に中古物件を購入するパターンでは、ローンの返済は、購入物件の引き渡しからすぐ始まります。すなわちこの時までに、リノベーション会社とプランを詰められていないと、工事に入る期間までにムダな空き時間が生じ、その分、二重払い期間が長くなってしまいます。
仮住まい中の家賃のみならず、引っ越し費用や新居での家具・家電などの購入費など、現金出費が必要になるのをお忘れなく。
このようにリノベーションは「動機」「お金」「時期」の三つを熟考しなければなりません。けれども初めてのことだし、不安に駆られる方もいらっしゃることでしょう。
千葉県市川市に拠点を構え、市川市内や近隣の浦安市・船橋市などで一戸建て・マンションのリノベーション工事を手がけている「ノア・スタイル」では、女性ならではのきめこまやかな視点で、お客さまに寄り添ったリノベーションに定評があります。
また、弊社ではお引越しやコンテナ預かり、仮住まい探しのお手伝いなどサポートサービスも充実しております。初めての仮住まいでどのようにしていいかわからない、リノベーションしたいけど不安なことがあるという方はまずは相談からでも大丈夫です!
リノベーションでお客さまのライフスタイルを充実させることが、私たちの何よりの喜びですので、どうぞお気軽にご相談ください。