今年になって新築マンション市場は高騰の一途をたどり、ついに東京23区内の新築物件の平均価格は1億円を超えました。このような傾向は都心の通勤圏にあたる市川・船橋・松戸などでも同様に見られます。
したがって今、住まいを探すなら、新築ではなく中古を買って自分好みにリノベーションするのが正解と言えるでしょう。
国も政策として中古物件などのストック活用に力を入れ始め、中古リノベの追い風となっています。
そして中古リノベの第一歩となるのは、物件探し。今回は失敗しない物件探しのための、内覧時のチェックポイントをご紹介します。
■内覧件数はどれくらいこなすべき?
まず理想の物件と出会うには、何件くらい内覧をするのがスタンダードなのでしょう?
平均的には5~10件と言われていますが、多すぎると検討するのに時間がかかってしまい、目当ての物件を逃してしまうこともあります。
一方で、近年はネットを活用して事前に周辺環境などを調べられるようになったため、自分たちに必要な条件を精査した上で、1件だけ内覧して決定するという方も増えてきています。
したがって内覧件数は、むやみに数をこなせば良いというものではなく、自分の理想に叶う物件と良いタイミングで出会えるかどうか、がポイントになります。
子育てや仕事で多数の内見の時間を確保するのが難しい、という方も大勢いらっしゃることでしょう。「ノア・スタイル」では不動産会社と提携してワンストップ・リノベーションを(https://noah-style.co.jp/blog/magazine/141655)を行っておりますので、適した物件を絞った上でご案内することが可能です。
■中古物件の内覧前にはこんな準備をしておいた方がいい!
中古物件の内覧に際しては、自分の理想を叶えられるかどうかを見極めるため、あらかじめ準備をしておきましょう。
まず1つは、内覧時に確認する点や質問したい点のリストの作成です。
頭のなかで考えていても、いざ内覧する時には他のことに気を取られてうっかり忘れてしまうことが多々ありますので、きちんとリスト化しておき、漏れがないようにしておきましょう。
売主が立ち会うケースでは、ふだん買い物している店や周辺環境、近隣の居住者の雰囲気などについても訪ねてみることをオススメします。
近隣関係については都合の悪いことは言わないものですので、もし子どもの足音やピアノの演奏などが響いてくるようなら、ご注意を。
もう1つは、現在使っている家具や冷蔵庫などの大型家電で入居後も使用するものの、寸法を計っておくということです。インテリアのレイアウトを考える上での参考になりますし、そもそもサイズ的に搬入できるかという問題もありますので、経路や玄関扉の幅なども確認しましょう。
そして最後には、管理規約の確認を。防音の関係で希望する床材を使えなかったり、水回りの移設や風呂のサイズ変更がNGというマンションもありますので、不動産会社あるいはワンストップならリノベ会社経由で規約を確認しておきましょう。
■中古マンションの室内はココをチェック!
では実際に室内を内覧するにあたり、何をもって善し悪しを見極めればよいのでしょう。
まず大半の中古物件は、売主が居住していない限り、古く汚れて見えるものです。
仕上げが古びて見えるのは当たり前と割り切りましょう。こうした部分はリノベーションで改善できますので、見た目の印象には惑わされないこと。
その代わりにチェックすべきことは、「変えられない」部分です。
壁を自由に動かして希望の間取りがつくれるかどうか。事前に構造を知ることはできますが、この壁だけは動かせない、という間取りもありますので、要チェックを。
そして日当たりや眺望、通風、防音など、その場にいなければわからないことを重点的に調べましょう。
室内でもサッシやバルコニーなどは共用部分に該当し、リノベーションすることはできません。手すりに赤サビなどが出ていないか、メンテナンス状態は確かめておきたいものです。意外と見落としがちなのが、室内のインターフォンの場所や電気容量。リノベーション工事が始まってから、うっかりしていた……ということも多いので、お忘れなく。
■中古マンションの建物や周辺環境をチェック!
内覧時には室内だけでなく、マンションの共用部や周辺環境もチェックしましょう。
植栽や自転車置き場、ゴミ出し場やエントランスなどの共用部がきちんと手入れされていることは、管理体制がしっかりしており、住民のリテラシーが高いことを物語ります。防犯カメラなどエントランス付近の防犯システムなども確認しておきましょう。
また外壁にヒビ割れや塗装の剥落が生じていないことも見ておきましょう。管理規約とともに長期修繕計画も確かめておくと安心です。
周辺環境としてはスーパーをはじめとする商業施設や、病院などへのアクセスの良さをチェック。お子さんの通学・ご自身の通勤経路も考慮しましょう。
日中は安全に感じられるエリアでも日が落ちると急に閑散として、一人歩きが不安に感じるということもあります。駅から帰宅するにあたりキツい登り坂がないかなど、利便性・安全性は、実際に歩いて確かめると間違いがありません。
■100%希望に叶う物件は難しい?足りない部分はリノベ会社の設計力でカバー!
このように内覧時には、リノベーションで「変えられない部分」を確かめることが大切。
中古とは言えけっして安い買い物ではないから……とためらう気持ちもわかりますが、人気物件はすぐに買い手がついてしまいますので、100%を望むと永遠に巡り会えない可能性も。
今後は金利の上昇も予想されているので、ここはマスト!という条件を洗い出して、タイミングよく購入したいものです。多少気になる点があっても、室内で手を入れられる部分については、設計力・提案力に優れたリノベーション会社ならプラスに変えてくれます。
市川市を拠点とする「ノア・スタイル」では、理想のリノベーションを叶えるためにしっかりとヒアリングをして最適なプランをご提案することモットーとしております。お伺いしたご要望をもとに物件探しからサポートすることも可能です。
内覧にも同行いたしますので、思い描くリノベーションが可能かどうか、精度の高い判断をした上で購入に進んでいただけます。こうしたワンストップ・リノベーションも手がけておりますので、子育てや仕事でお忙しい方でも、自分だけの好みやライフスタイルを反映したオンリーワンのリノベーションを叶えられます。
こだわりの「中古住宅+リノベーション」なら「ノア・スタイル」にお任せくださいね。