中古マンションの耐震性を見極めるには?

 

10月に入ってから関東で地震が相次いで起こっています。

特に10月7日は、千葉県北西部が震源のマグニチュード5.9を記録する地震が発生しました。この地震により2011年の東日本大震災から初めて震度5以上の揺れを記録したことになります。


日本は言わずとしれた地震大国。2020年において国内で観測された震度1以上の地震は、1704回にものぼります。また首都直下地震は30年以内に70%の確率で発生すると国が発表しています。となると気になるのが、中古マンションを買ってリノベーションをする場合の耐震性。


今回は中古マンションの耐震性をどう見極めるか、紹介いたします。




■築年数の古さ=地震への弱さとは限らない?



国による耐震基準は1981年に「新耐震基準」として改定され、さらに2000年にバージョンアップされたことは、以前のブログでも紹介いたしました。


中古物件の購入+リノベーション、ここをおさえれば安心!  https://noah-style.co.jp/blog/magazine/104486

性能向上リフォームでおトクに安全な住まいに

https://noah-style.co.jp/blog/magazine/112363


旧耐震基準は「震度5程度で倒壊しないこと」、新耐震基準は「震度6~7で倒壊しないこと」「震度5程度で躯体のダメージを負わないこと」と定められています。

とはいえ、新耐震基準ができた1981年も、今からしてみれば40年前。築40年以内なら基本的には新耐震基準をクリアしているということになります。


では築40年以上のマンションについてはどうなのでしょう? 築年数が古いほど、周辺環境が成熟し、面積も広く安価というメリットがありますよね。

耐震性について言えば、古いマンションだからといって必ずしも低いわけではありません。ビンテージマンションなどのように、古い時代だからこそ手をかけ、しっかりと施工されたマンションもあります。また、マンションそのものの耐震性だけでなく地盤の強さも耐震性を見極める上でのチェックポイントと心得て。




■マンションは地震では倒壊しない可能性が大!



ただそもそもマンションは、地震で倒壊しない可能性が高いことをご存じですか?

東日本大震災時における宮城県内のマンションについて被害状況を調べたデータによると、大規模な工事が必要な大破は非常に少なく、また新耐震と旧耐震でも大きな差が見られなかったという結果が出ています。


またRC造マンションの耐用年数は47年ですが、あくまでこれは税法上の話で物理的な耐久性を示すものではありません。コンクリートの寿命は100年以上とも言われているので、たとえ築年数が40年だとしても、さらに60年以上は住み続けることができるのです。

また国もストック活用のため、建物の延命・補修措置に力を入れているので、さらに長く住み続けられる可能性も考えられます。




■耐震性を見極めるには管理状態をチェック!



さて、耐震性を判断する上では、新耐震か旧耐震という2択や築年数だけでは言い切れないケースもあり得ることをご紹介いたしました。


また建物の延命・補修措置といえば、耐震改修や耐震補強を行っているマンションも数多くあります。

したがって中古マンションの耐震性を見極める上で重要なのは、「管理状態」です。


耐震改修や耐震補強のみならず、マンションを健全な状態に保つには、定期的なメンテナンスや長期的な修繕計画が欠かせません。

たとえば外壁の細かなヒビ割れも放置していると、そこから雨水が浸入してマンションを支える鉄筋にサビが生じるなど、構造にダメージを及ぼすことも。

不動産業者を通じてマンションの管理組合に依頼すれば修繕履歴や長期修繕計画がチェックできるので、気に入ったマンションが見つかった際は、購入前に確認することをお忘れなく。


千葉県市川市に拠点を構え、市川市内や近隣の浦安市・船橋市などで一戸建て・マンションのリノベーション工事を手がける「ノア・スタイル」では、末長く快適に過ごせるリフォーム・リノベーションを提案しております。

デザイン性のみならず耐震など住宅のハード面にもくわしく、この時期気になる断熱リフォームも豊富な実績がありますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。