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外壁リノベーションで家の印象は劇的に変わる!種類や後悔しないためのポイントを解説

皆さんこんにちは。
千葉県市川市を拠点に、市川市内・浦安市・船橋市エリアで、住宅のリノベーションを物件探しから設計・施工監理まで手がけているノア・スタイルです。
外壁の汚れや色あせ、細かなひび割れが気になり始めると、「そろそろ塗り替え時期かな」と考える方も多いのではないでしょうか。
一方で、
「せっかくなら、今よりもっと自分らしい外観にしたい」
「新築時よりも素敵な佇まいに整えたい」
と感じることもあるはずです。
外壁は、住まいの第一印象を決める「顔」であると同時に、雨風や紫外線から家族を守る大切な役割を担っています。単なる修繕にとどまらず、デザインと性能を見直す「外壁リノベーション」は、住まいの価値を引き上げる有効な選択肢です。
今回は、住まいの価値を引き上げる外壁の重要性や、リノベーションにおけるポイントを紹介します。
■外壁リノベーションとは?リフォームとの違い

外壁工事というと「リフォーム」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
リフォームは、劣化した部分を修繕し、元の状態に近づけることを目的とした工事です。
一方、リノベーションは性能やデザインを見直し、住まいに新たな価値を加える考え方を指します。築年数が経過した住宅では、外壁の見た目だけでなく、断熱性や防水性の低下、内部結露といった問題が潜んでいることもあります。
これからの暮らしを長い期間、快適に、かつ安心して過ごすための投資として、外壁リノベーションは有効な選択肢となります。
■外壁リノベーションの種類と施工方法

外壁リノベーションには、目的や住まいの状態に応じたさまざまな方法があります。
見た目の変化だけでなく、性能向上まで含めて多角的に考えることが大切です。
手軽に印象を変えられる「外壁塗装」
外壁塗装は、比較的簡単に住まいの印象を大きく変えられる方法です。
塗料の種類によって耐久性や防汚性、色味の深さが異なり、選び方次第で仕上がりの質が大きく変わります。
単色で塗り替えるだけでなく、2色を用いるバイカラー配色にすることで、スタイリッシュな外観に整えることも可能です。
周囲との調和を保ちつつ、さりげなく個性を表現するには、リノベーションのプロによる配色バランスの見極めが欠かせません。
新築のような装いに一新する「サイディング」
既存の外壁材を見直したい場合は、サイディングが有効です。
工法は主に2種類あり、「張り替え工法」では、既存の外壁を撤去して新しい外壁材を施工するため、下地の劣化状況を確認しながら補修できるメリットがあります。
一方、「カバー工法」は既存の外壁の上から新しい外壁材を重ねる方法です。廃材が少なく、工期やコストを抑えやすい点が特徴です。
また、外壁が二重になることで、断熱性や遮音性の向上も期待できます。
職人の手仕事が宿る「塗り壁(左官仕上げ)」
左官による塗り壁は、手仕事ならではの質感(テクスチャー)が宿り、工業製品にはない豊かな表情を生み出します。
光の当たり方や時間帯によって微妙に表情が変わり、住まいに奥行きと落ち着きをもたらすのが魅力です。
素材や塗り方によって質感が大きく異なるため、仕上がりは職人の技術に左右されます。 外観にこだわりたい方や、自然素材の風合いを大切にしたい方に最適な選択肢です。
暮らしの質を高める「断熱リノベーション」
外壁工事は、断熱性能を見直す絶好の機会でもあります。
壁の中に断熱材を充填したり、遮熱・断熱塗料を採用したりすることで、夏冬の過ごしやすさを格段に高めることができます。断熱材と一口にいっても、工法や素材は多岐にわたるため、断熱リノベーションに精通したプロに相談するのがおすすめです。
■外壁リノベーションの費用相場と考え方

外壁リノベーションの費用は、工法や素材、建物の規模によって幅があります。
目安を把握したうえで、適正な判断をすることが重要です。
工法別の費用目安
敷地面積が30坪程度の戸建て住宅における、一般的な外壁リノベーションの目安を紹介します。
・塗替え 吹付仕上げダンセイタイル 約70万円
・モルタル壁から窯業系サイディングの張替え 約290万円(カバー工法)
・モルタル壁から金属系サイディングの張替え 約280万円(カバー工法)
(『積算資料ポケット版 リフォーム編2025』より/敷地面積111.62㎡、建築面積61.90㎡、延床面積107.86㎡の木造在来軸組工法2階建ての住まいの場合 ※仮設足場・養生費用は含まず)
サイディングのカバー工法や張り替えは、塗装よりも費用は上がりますが、耐久性や断熱性が向上します。塗り壁や断熱改修を含む場合は、材料費や施工の手間が増える分、費用も高くなります。価格の安さだけでなく、「適正価格」として、工事内容とのバランスを検討することが大切です。
目先の安さよりトータルコストを重視する
初期費用が安くても、耐久性が低ければ数年後に再び工事が必要になることがあります。 その結果、長期的に見るとかえって費用がかさんでしまうことも少なくありません。
耐用年数の長い素材や、手入れの手間が少ない工法を選ぶことで、将来的な支出を抑えやすくなります。
また、外壁工事には足場の設置が欠かせません。屋根やベランダの工事と同時に行うことで、足場設置を一度で済ませることができ、費用の無駄を削減することにつながります。
■後悔しないための素材選びとデザインのポイント

外壁は一度仕上げると、簡単にはやり直せない部分です。
新築・リフォームを問わず、素材選びとデザインは事前にしっかり検討しておくことが大切です。
カタログだけで決めず、実物と自然光で確認する
外壁の色や質感は、実際に仕上がった際の印象が想像以上に変わるものです。
小さなサンプルだけで判断せず、屋外で太陽光に当てた状態や、日向と日陰での見え方を確認することで、完成後のイメージがより具体的になります。
また、面積が大きくなると色はサンプルよりも明るく鮮やかに見えがちです(色の「面積効果」)。 落ち着いた印象に仕上げたい場合は、希望よりワントーン抑えた色を選ぶと失敗が少なくなります。
街並みと調和しながら個性を表現する
周囲から浮きすぎる色使いは、完成直後は良く見えても、時間が経つにつれて違和感を覚えることがあります。 木目調や石目調、塗り壁の凹凸など、素材そのものの表情を活かすことで、上品かつ個性的な佇まいを実現できます。
■外壁リノベーションを成功させる業者選び

外壁リノベーションでは、住まいの印象を整えるとともに、雨風や温熱環境から建物を守る「性能」にも目を向ける必要があります。
これらを両立させるためには、リノベーション経験の豊富さに加え、設計から施工までを一貫して手がけ、デザインと性能のバランスを見極めて提案できる建築会社を選ぶことが欠かせません。
設計力と施工力の両立ができているか
外壁リノベーションには、全体のバランスを見ながら外観デザインを組み立てる「設計力」と、それを精緻に具現化し、雨漏りなどのリスクを確実に防ぐ「施工力・職人の技術」の両方が必要です。どちらか一方が欠けると、見た目は整っていても不具合が生じたり、性能は確保されていても外観が野暮ったくなったりすることがあります。
設計・施工・管理を一気通貫で行う体制であれば、意図したデザインと性能を同時に実現しやすくなります。リノベーション経験が豊富であることに加え、素材選びや色のバランス、周囲との調和まで踏まえて外観を構築できる視点が求められます。
構造や断熱まで見据えた診断ができるか
外壁に手を加える際は、建物の表面だけでなく、その内側にある構造や下地の状態にも目を配らなければなりません。表面的な仕上げを新しくするだけでは、劣化や断熱不足といった根本的な問題は解決しません。
耐震性や断熱性能を含め、住まい全体の状態を正しく診断したうえで工事内容を提案できる会社に依頼することで、将来にわたる安心感が高まります。
【補足】外観だけでなく、住み心地も新築以上に。「まるごと断熱リフォーム」という選択
外壁リノベーションをご検討中の方に、ぜひ併せて知っていただきたいのが、LIXILが提供する「まるごと断熱リフォーム」です。
これは、今ある住まいを一棟まるごと断熱改修することで、建て替えをせずに、新築レベルの高性能住宅へと生まれ変わらせる先進的な工法です。ノア・スタイルは、本工法の施工認定を受けた登録店となりました。
なぜ、外壁リノベーションと相性が良いのか?
「まるごと断熱リフォーム」は、高性能な断熱パネルなどで家全体を包み込む工事を行います。外壁の張り替えやカバー工法と同時に行うことで、断熱性能を高められるだけでなく、足場設置の費用や工事の期間を無駄なく活用できるため、非常に合理的です。
「まるごと断熱」の3つのメリット
1.「夏涼しく冬暖かい」快適な温熱環境
家全体を魔法瓶のように断熱材で包み込むため、外気の影響を受けにくくなります。部屋ごとの温度差や、足元の冷えが解消され、エアコン1台でも快適に過ごせるような空間を実現します。
2. 健康リスクの軽減と35年の無結露保証
断熱性能を高めることは、冬場のヒートショック(急激な温度変化による身体への負担)の予防につながります。また、アレルギーや家の劣化の原因となる「結露」の発生も抑制。断熱材内部の結露に対しては35年間の保証が付くほど、品質に自信のある工法です。
3. 建て替えよりもコストを抑えて、住みながら工事も可能
家を壊して建て替える場合に比べ、解体や廃棄物の処理費用を大幅に抑えることができます。また、工事の範囲や状況によっては、仮住まいへ引っ越すことなく、愛着のある家に住みながらのリフォームも可能です。
外壁を美しくするだけでなく、「寒さ・暑さ」という長年の悩みを根本から解決したい方は、ぜひこの「まるごと断熱リフォーム」についてもご相談ください。
■まとめ

外壁リノベーションは、住まいの印象を整えるだけでなく、断熱性や防水性といった住宅性能にも直結する重要な工事です。工法や素材の選択肢は多岐にわたりますが、重要なのは「建物の現在の状態」と「これからの暮らし」に最適な方法を見極めることです。価格の安さだけで判断せず、工事内容や耐久性を含めた適正なコストを見極める視点を持ちましょう。外観のデザイン・性能・コストのバランスを一体で考えられる建築会社に相談することが、後悔のない外壁リノベーションへの近道です。
■市川・浦安・船橋で、上質な住まいをつくるために--女性建築家が提案する、リノベーションという選択肢

家づくりの醍醐味を実感するワンシーンが、帰宅して、自宅の佇まいが目に入る時。「大切な住まいにきちんと手をかけてよかった」と満足度を左右するのが、外観です。
自分らしさを表現しながらも、街に根ざしていく佇まい。そして暮らしの快適さを守ってくれる性能向上が不可欠です。
株式会社ノアスタイルは、市川市・浦安市・船橋市エリアを中心に、住まいの本質的な心地よさを大切にしたリノベーションを手がけています。
女性建築士ならではの視点で、暮らし方や価値観に寄り添いながら、外観と室内、性能とデザインのバランスを丁寧に整えていきます。
耐震診断士の有資格者が在籍し、構造や断熱にも配慮した提案ができることも強みです。
物件探しから設計・施工までを一貫して行い、総合的な視点で、長く安心して暮らせる住環境を支えています。
“いい住まい、いい暮らし”をいかに実現するかを競う、 業界最大級の住宅施工例コンテストで、「地域優秀賞」も受賞しており、デザイン力・施工技術・提案力も評価をいただいております。
》LIXILメンバーズコンテスト2023にて「地域優秀賞」受賞
市川・浦安・船橋エリアで、適正価格をかけて満足できる住まいをつくりたい方は、ぜひノア・スタイルにご相談ください。
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執筆者情報
金子 亜紀
Kaneko Aki
ハウスメーカーでは住宅リフォームの設計から監理まで幅広く担当し、多くのリノベーションを手がける。現在はノア・スタイルを設立し、代表兼建築家として住まいづくりに取り組んでいる。


