皆さん、こんにちは。
千葉県市川市を拠点に、住宅や店舗のリフォーム・リノベーションを手掛ける株式会社ノア・スタイルです。
ここ最近は、土地も新築住宅の価格もうなぎのぼり。
よほどのお金持ちでないと理想の暮らしはできないの……?と嘆かれる方もいらっしゃることでしょう。
しかし、中古住宅を購入するリノベーションなら、一軒家を自分たちの価値観やライフスタイルに合わせてつくり変えることができるので、新築よりもローコストで理想をかなえることができます。
今回は、中古住宅を購入してリノベーションをするメリットや失敗しないポイントをご紹介します。
■中古住宅は購入と同時にリノベーションできる?メリットはなにがある?
まずはあらためて、中古住宅を購入してリノベーションするメリットをふりかえってみましょう。
・新築より割安で購入できる
2022年度フラット35利用者調査によると、住宅購入のための所用資金は、
土地付き注文住宅=4,694万円
建売住宅 =3,719万円
中古戸建 =2,704万円
……という結果が出ています。
このように中古戸建は、土地付き注文住宅と比べると、約2,000万円もコストを下げることが可能なのです。
さらに、住宅ローンや補助金制度などもあわせて利用すれば、満足度の高いリノベーションができることでしょう。
・中古住宅購入費もリノベーション費用も借入可能
リノベーションのみの場合は、借入限度額が低く金利が高い「リフォームローン」を利用するのが一般的です。
しかし、中古住宅購入もするのなら、低金利で返済期間も長く設定できる「住宅ローン(リフォーム一体型ローン)」を利用することが可能。
これも、中古を買ってリノベーションをするメリットの一つです。
・補助金制度を利用できる場合も
リノベーションでも使える補助金制度もいくつかあります。
「住宅エコリフォーム推進事業」は、省エネ診断や省エネ設計、省エネ改修に対して交付される補助金です。
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、所定のリフォーム工事に対して交付される補助金です。
このようなリノベーションの支援策や減税制度は、2023年12月に「税制改正大綱」が公表され、毎年おおよそ春ごろに詳細が決定されます。
したがって現時点で詳細はお伝えできないのですが、継続・拡充の方向で検討されている模様です。
また、現行の「長期優良住宅化」「省エネ」「耐震」「バリアフリー」「三世代同居」のリフォームに加えて、「子育て対応」に関するリフォームも加えるように要望が出ているところです。
・住宅ローン減税は中古住宅に有利な内容に
中古住宅を購入しても、住宅ローン減税が適用されます。
ちなみに中古住宅の場合、借入限度額/最大控除額は3,000万円/210万円(※)となっており、控除期間は10年。
(※①長期・低炭素認定受託 ②ZEH水準省エネ住宅 ③省エネ基準適合住宅の場合。そのほかは、借入限度額2,000万円、最大控除額140万円)
これは昨年と変わらない数字ではありますが、2024年からは、新築住宅の借入限度額/最大控除額が引き下げられます。
さらに、①②③の基準を満たさない新築住宅の借入額は、なんと0円。
住宅ローン控除が適用されないのです。
つまり、中古住宅を購入したほうが、税負担を減らせる枠組みになっていると言えるのです。
ちなみに住宅ローン減税を利用するためには、中古住宅の場合、1981年に制定された「新耐震基準に適合している住宅であること」が条件になります。
1981年以前の住宅が新耐震基準に適合していることを示すためには、耐震基準適合証明書などが必要になるのでご注意を。
さて、本題の「中古住宅を購入してから、すぐにリノベーションを始められるか」という点について。
これは、結論から言うと、可能です。
というよりも、中古住宅を購入してリノベーションするならば、購入してから時間を空けずにリノベーションするほうがコスト面で有利です。
■家賃とローン、二重払いは早めに切り上げ!
中古住宅購入と同時にスムーズにリノベーションをする秘訣とは?
とりあえず中古住宅は購入したものの、リノベーションについてはじっくり考えよう……というのは、あまりおすすめできません。
中古住宅を購入すると、ただちに住宅ローンの支払いが発生してしまいます。
現在のお住まいの家賃も払う必要があるのなら、ローンと家賃、毎月二重に住居費がかかってしまうことになります。
もちろん、リノベーション工事中は購入した中古住宅に住むことになるので、二重払いは避けられませんが、少しでも早く終わらせたいですよね。
仮に家賃を払う必要はなくても、住宅ローンの支払いが発生することには変わりないので、住んでいない物件に毎月お金を払い続けるのは、避けたいものです。
したがって、購入後スムーズにリノベーションに移れるようにダンドリをすすめることが大切です。
そのためにも有効なのが「ワンストップ型リノベーション」です。
中古住宅は不動産会社に依頼して探し、リノベーションは建築会社に……ということも可能ですが、すべてをご自分で舵取りしなければなりません。
物件選びから設計・施工までワンストップで建築会社が併走してくれる「ワンストップ型」なら、打合せの窓口が建築会社だけになるので、それだけでも手間が大幅に軽減されます。
さらに建築会社は中古住宅のポテンシャルを見抜くことができます。
せっかく理想のリノベーションを思い描いても、いざ購入してみたら、工法や構造壁、水回りの移設の問題などで、思うようにできないことも。
しかしはじめから建築会社に相談し、物件探しもサポートしてもらえるのなら、リノベーションをすることを見越して物件をチェックしてくれるので、精度高く要望を反映することが可能です。
物件購入のタイミングやいつから住みたい、ということもすべて把握しているため、購入後にスムーズにリノベーション工事に入れるように、調整してくれることでしょう。
中古住宅購入リノベや、ワンストップリノベ、住宅ローンについては、
こちらもご参照ください。
》あなたのリノベーションに最適な中古物件探しをサポートします!
》失敗しないリノベーション向きの中古物件選びとは!内覧時のチェックポイントをご紹介!
》忙しい子育て世代にうってつけ!ワンストップリノベーションってどんなサービス?
》リノベーションやリフォームでも、ローンや減税を利用できるの?
■女性建築家在籍! 市川市周辺でリノベーションを検討している方はノア・スタイルにお任せください!
千葉県市川市を拠点に、浦安市、船橋市、松戸市などをメインエリアとする「ノア・スタイル」は、中古物件のポテンシャルを引き出す、規模の大きなフルリノベーションを得意としています。
設計・施工をトータルで管理しており、精度の高い空間づくりや、断熱リフォームや耐震補強など、ハード面に強いのも強みの一つ。
このようなリフォームは、住まいを快適にするだけでなく、資産価値を高め、さらに助成金を受けやすくなります。
理想の暮らしをうかがった上で、物件探しからサポートするワンストップ型も得意としております。
代表が自らプランニングをしているため、デザインだけでなく、女性ならではの視点で、家事導線や収納の配置などきめ細やかな提案をしています。
家具・インテリアのコーディネートも手掛けているので、伸びやかで美しいインテリア設計も得意とするところ。
物件探しから設計・施工、インテリア……理想の暮らしと空間づくりのために、トータルで併走いたしますので、本格的なリノベーションをしたい、とお考えの方は、どうぞお問い合わせください。
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