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千葉県市川市を拠点に、市川市内、浦安市などで住宅や店舗のリノベーション工事を物件探しから設計・施工監理まで手掛けている「ノア・スタイル」です。
自宅のリフォームを検討する際、「住みながらリフォームすることは可能か」とお考えの方は多いでしょう。仮住まいを用意するのは大変なので、住みながらのリフォームが実現したら嬉しいですよね。
今回は住みながらのリフォームが可能なケースと難しいケース、住みながらのリフォームのメリット・デメリット、スムーズに進めるためのポイントなどをご紹介します。
■そもそも住みながらリフォームは可能?
そもそも住みながらのリフォームは、ケースによって難しい場合も可能な場合も、どちらもあります。ここではそれぞれのケースについて解説します。
・住みながらのリフォームが難しいケース
間取りを大きく変更する場合やスケルトンにする場合や、水回り設備の大規模なリフォームの場合などは、住みながらのリフォームは難しいでしょう。全体的なリフォームの場合は複数の箇所を同時進行的に作業するため、生活スペースを確保することが難しくなります。
水回りの設備も一時的に使用できなくなるほか、住まいのあちこちで工事が行われているため、その中で生活するのはかなり危険です。
・住みながらのリフォームが可能なケース
部分的なリフォームで工期が短い場合や、小規模な間取り変更の場合などは、住みながらのリフォームが可能なケースもあります。たとえばキッチン設備のリフォームの場合は、キッチン以外の場所は通常通りの生活ができるため、外食をしたり出来合いのものを買ってきたりすれば問題なく生活ができます。
また、内装リフォームの場合も、一部の部屋のみであれば他の部屋は使用できるため、住みながらのリフォームが可能です。
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■住みながらリフォームするメリットデメリット
住みながらリフォームを検討する際は、メリットとデメリットを十分に理解しておくことが大切です。ここではメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
・メリット
住みながらのリフォームは、引っ越しの必要がないため、費用を抑えられる点が大きなメリットといえます。賃貸やホテルなどの仮住まいを手配したり引っ越しをしたりするのはなかなか大変な作業です。また、工事期間中に普段とは違った慣れない環境で生活するのは、家族にとっても負担になるでしょう。
住みながらのリフォームであれば、工事の進捗状況をすぐに把握できるのもメリットのひとつです。工事の様子を見て何か要望があればすぐに伝えられるため、安心感もあるでしょう。
・デメリット
住みながらのリフォームは、当然ながら工事をしている箇所は使用できないため、生活スペースが普段よりも限られてしまいます。また、生活スペースを確保するためには部分的なリフォームを数回に分けて行う必要があるため、一度に全体のリフォームをする場合と比べると工期が長くなってしまうでしょう。
■「住みながらのリフォームはここが困った」となるよくある具体例と対策は?
ここでは住みながらのリフォームで困ることについて、よくある事例と対策を紹介します。
・お風呂やトイレなどの水回りの設備が使えない
お風呂やトイレなどの水回り設備をリフォームする場合は、施工中はもちろん使用できなくなります。お風呂であれば、近所に銭湯などの温浴施設がある場合はそちらを利用するとよいでしょう。トイレの場合、工期が1日以上ある場合は仮設トイレを設置するケースが多いので、リフォーム会社に事前に確認しておくとよいでしょう。
・キッチンが使えないので料理ができない
キッチンリフォームの場合は、事前に工事期間中の食事をどうするのかを家族で話し合っておきましょう。外食をしたり、お弁当やお惣菜を買ってきたりしてもよいですし、カセットコンロや電子レンジなどで簡単な食事を用意することも可能です。食器は洗面所などで洗うか、使い捨てのものを用意してもよいでしょう。
・防犯面・鍵の管理が不安
工事中に家を留守にする際、防犯面や鍵の管理が不安という方もいるでしょう。基本的には信頼できる業者に依頼することが大切ですが、キーボックスを設置したり、貴重品は家に置いていかないようにするなどの工夫をすることも方法のひとつです。
・ほこりなどの衛生面や、工事の音や振動が気になる
工事中のほこりが気になる場合は、しっかりと養生することである程度防げるため、業者に相談してみましょう。工事の音や振動が大きい作業が行われているときは、一時的に近くのカフェなどで過ごすのもよいでしょう。
・工事中のペットの居場所が困る
工事中は大きな音がしたり振動があったりするため、ペットがストレスを感じてしまう恐れがあります。また、ペットが作業をしている部屋に勝手に入り込んでしまうと危険です。工事期間中はしっかりとケージに入れたり繋いだりし、ストレスを感じるようであればペットホテルなどの預け先を検討しましょう。
■住みながらのリフォームを効率的に進めるコツ
住みながらのリフォームを効率的に進めるコツを3つ紹介するので、ぜひ実践してみてください。
・工事スケジュールをしっかり管理
工事を依頼する業者に工程表を作成してもらい、全体のスケジュールを把握しておきましょう。リフォームする箇所が複数ある場合はどの順番で進めるのか、それぞれの箇所の所要日数はどのくらいなのかなどを打ち合わせで確認し、限られたスペースのなかでどのように生活するのかを具体的に想定しておきましょう。
・不要な物は処分
工事期間中は使用できないスペースがあるため、荷物を別の部屋に移動する必要があります。荷物が多いと移動が大変になるので、この機会に不要なものを処分しておくと、荷物の移動の負担を減らせるでしょう。
・時期を選ぶ
真夏や真冬に荷物や家具を移動するのは大変です。また、すべての部屋にエアコンがあるとは限らないため、春や秋など快適に過ごせる季節にリフォームを実施したほうがよいでしょう。
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■まとめ
住みながらのリフォームは、大掛かりな内容の工事でなければ、工夫次第で行うことが可能です。メリットとデメリットを踏まえて、家族が快適に過ごせるようなリフォームを計画しましょう。
ノア・スタイルは、「自分らしいリノベーションをしたい」というお客様の想いに寄り添い、未来まで快適に過ごせるリノベーションをお届けしています。
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