築50年のリノベーションで失敗しないために!よくある失敗例や知っておくべきポイントとは?  

皆さん、こんにちは。

千葉県市川市を拠点に、住宅や店舗のリフォーム・リノベーションを手掛ける株式会社ノア・スタイルです。


最近では、リノベーション前提で中古物件を購入し、自分好みにアレンジするスタイルが一般的になってきています。これには、比較的手ごろな価格で入手できることや、土地探しからはじめて新築を建てるよりも、利便性に優れたエリアに戸建てを持つことができることなどのメリットがあります。築50年を超える住宅でも適切なリノベーションを施せば、その住まいで、さらに30年以上快適に暮らすことも可能です。今回は、築50年の住宅をリノベーションする際の失敗例や成功のポイントについて、そして理想の住まいを手に入れるためのノウハウについて紹介します。




■築50年の中古物件はリノベーションできる?リノベーション後も長く住めるの?


住宅には法定耐用年数がありますが、根本的な問題解決するためのリノベーションを行い、その上できちんとメンテナンスをおこなっていれば築50年以上の住宅でも長い期間住み続けることができます。

「築50年の住宅」と聞くと建替するべきかリノベーションが可能なのか疑問に思うかもしれません。住宅には「法定耐用年数」が定められており、木造住宅の場合は22年です。しかし、これは税金の計算をするために決められたもののため、実際の建物の寿命とは大きな開きがあります。

定期的な適切なメンテナンスが行われている住宅であれば、築50年以上が経過していても、リノベーションによって今後も快適に住み続けることは可能です。特に、耐震性能や断熱気密性能など性能面を補うことや上下水の配管交換、住宅設備の交換を行って、生活のクオリティをあげることは快適に暮らすために欠かせない要素となります。

リノベーションは、単なる修理や改修ではありません。築50年を超える住宅でも、ご家族の生活のスタイルやニーズにあわせて、快適に暮らせる住まいに再生させることが可能です。


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■築50年の住宅のリノベーションで起こりがちなよくある失敗例


築50年の住宅リノベーションを実施する際に起こりがちな失敗例について紹介します。



・当初より余計な費用がかかった

リノベーションの途中で予期せぬ追加費用が発生することは少なくありません。リノベーション計画時に、どんなに徹底的に事前調査をしていても、解体作業を始めるまで建物内部の劣化を完全に把握することは困難です。解体時に、柱や基礎などの構造材の劣化が発見され、予期せぬ修繕が必要になることも考えられます。これに伴い、予算を超える追加の費用が発生する場合も少なくありません。

さらに、修繕作業の追加により、予定していなかった職種の職人の手配や、必要な材料の手配にも時間を要するため、工期が長引く場合があります。これによって、仮住まいの費用や現在の住まいの家賃が増えることも考えられます。

このように、リノベーションでは、予期せぬ事態にも備えることが重要です。スケジュールや予算には余裕をもって早めに準備をはじめることが大切です。



・希望の間取りが叶わない

築50年以上の住宅の間取り変更は、構造的な制約などにより想定以上に難しい場合があります。その理由について解説します。

古い間取りは現在の生活スタイルにあっていないことが多いので、大幅な間取り変更を行うことが一般的です。しかし、壁や柱の位置は、構造上の制約があるため、動かせない場合があるほか、現在の建築の基準に適合させるために新たに柱や梁を追加しなければならない場合もあります。

また、建築図面が残っていないケースや、過去のリフォーム内容が反映されておらず、図面と現況があっていないケースもあります。このため、どこにどんな構造があるのかを把握することが難しくなり、間取り変更が複雑になることがあります。

そのほか、大幅な間取り変更の場合、完成したイメージがつきづらく、完成後、使い勝手やデザインにギャップを感じることもあります構造上の制約や現地調査、綿密なイメージのすり合わせを行って、適切なプランを立てることが不可欠です。




■築50年のリノベーションで失敗しないためのポイント



築50年の住宅リノベーションの失敗を防ぐポイントは下記の通りです。



・住宅診断・耐震診断を受ける

リノベーションを始める前に、専門家による住宅診断や耐震診断を受けることが重要です。建物の構造の安全性や換気性能、リノベーションの際に必要な補強が明らかになり、客観的な数値で判断できるので安心して計画を進めることができます。特に築50年以上の建物の場合、見えない部分で劣化が進んでいる場合も多いですが、検査結果からの試算で、事前に費用の概算を押さえることもできます。



・理想通りのリノベーションが可能なのか確認する

リノベーションの際には、法的な規制や構造上の制約を確認することも重要です。イメージされているリノベーションが可能かどうかをご自身で判断するのは難しい場合が多いので、早い時点で、建築のプロへご相談されることをおススメします。



・外観や内装だけでなく、建物性能の向上にもコストを掛ける

リノベーションでは、見える部分である外観やインテリアだけでなく、見えない部分も修繕することが重要です。リノベーション後、長い間住み続けるためには、配管や電気配線、断熱材などの交換が不可欠です。建物性能に関する部分の修繕費用を削ってしまうと、後々の修理や再改修が必要になる可能性があります。



・ワンストップリノベーションの会社に依頼する

ワンストップリノベーションの会社に依頼すれば、中古物件の探し方から、住宅診断、耐震診断、リノベーションの計画立案、最終的な工事まで、一貫してサポートが受けられます。ご希望に沿ったリノベーションが可能かどうかを見極めながら、それに合う中古物件の紹介を受けられるので、その後の打ち合わせや工事もスムーズに進められます。また、ヒアリングから完成まで、専任の担当者によるサポートが受けられると、完成後のギャップを減らし、満足度の高いリノベーションを実現することができます。


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■女性建築士在籍!市川市周辺でリノベーションを検討している方はノア・スタイルにお任せください!



株式会社ノア・スタイルは、「スローライフ」をコンセプトに掲げ、リノベーションのプロフェッショナルとして、お客様の理想の住まいをカタチにします。

女性目線による細やかな提案を得意とし、お客様の生活スタイルやこだわりに寄り添い、快適な暮らしを実現します。最新の断熱素材を提案するなど、少ないエネルギーで快適に暮らせることや環境への配慮も大切にしています。さらに、家具やインテリアのコーディネートも得意とし、統一感のある空間を演出できることは、高い満足度を得られると好評を得ています。

リノベーションの際には、物件探しからサポートいたしますので、お客様のニーズに合った最適な物件を提案できるほか、リノベーションを安心して進める上で不可欠な住宅検査や耐震検査においても、耐震診断士の有資格者が在籍しているのでスムーズに進めることができます。

リノベーションを検討される中で、新たなニーズが生まれた場合や、リノベーションでは理想の住まいを叶えることが難しい場合、新築工事での対応も可能です。

お客様の理想の住まいを実現するパートナーとして、最適なご提案やアドバイスをさせていただきます。リノベーションのことなら、ぜひ当社にお任せください。



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