皆さん、こんにちは。
千葉県市川市を拠点に、住宅や店舗のリフォーム・リノベーションを手掛ける株式会社ノア・スタイルです。
結婚や出産、転勤や退職など、人生にはさまざまな転機が訪れます。ライフステージが変化すると、住みやすい間取りも変化していくものです。
ライフステージの変化に応じて「家族が増えたから中古住宅を購入して、間取りを変更して住みたい」「子どもが成長してきたから、今の家に新しく子供部屋をつくりたい」など、部屋を増やすリノベーションを検討している人もいるのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて、リノベーションで部屋を増やす方法や注意点を詳しくご紹介します。
■リノベーションで部屋を増やす方法には何がある?
リノベーションで部屋を増やす方法は、主に「改築」と「増築」の2種類です。ここではそれぞれの方法について解説します。
・改築
リノベーションの際に、床面積を変えずに間取りを変更する方法を「改築」といいます。改築で部屋を増やす場合、もともと広さのある1つの部屋を、新たに壁を作って2部屋に分割する方法が一般的です。
また、分割して使えるほど広い部屋がない場合は、ロフトを作る方法もあります。ロフトは天井が低く大人には使いにくいかもしれませんが、お子さんにとってはあまり圧迫感がなく、むしろ秘密基地のような気分を味わえる特別な空間になるでしょう。
広い部屋の分割やロフトの設置によって部屋を増やす際には、それぞれの部屋に照明やコンセント、エアコンなどを必要に応じて追加し、快適に過ごせるように計画することが大切です。
・増築
既存の建物を壊さずに、階層を増やしたり敷地内に新たな建物を作ったりして床面積を増やす方法を「増築」といいます。駐車場や庭、車庫の上などに新たな部屋を作ったり、ベランダやバルコニーを部屋にしたりするなど、増築にはさまざまな方法があります。
ただし、改築と違って床面積が増えるリノベーションになるため、建ぺい率や容積率によって決められた面積を超えないように注意しなければなりません。
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■リノベーションで部屋を増やすときの注意点
せっかくリノベーションをするのであれば、住んでみてから失敗したと感じたり後悔したりするのは避けたいですよね。ここではリノベーションで部屋を増やす際の注意点を3つご紹介します。
・構造上の理由で変更できない場合もある
間取りを変更するリノベーションの場合、壁を撤去したり新たに設置したりする必要があります。しかし、どの壁でも自由に撤去できるわけではないことを理解しておきましょう。
建物の壁には「耐力壁」という構造上なくてはならない壁があります。この耐力壁を撤去してしまうと、建物の強度が弱まってしまい、耐震性能が著しく低下し危険です。撤去しても構造上問題のない壁であれば間取り変更が可能ですが、構造上撤去できない壁であれば、希望通りのリノベーションができない可能性があります。
また、水回りの位置を大きく移動したい場合も、構造上難しいケースがあります。古いマンションなどは床下が狭い構造になっており配管の変更が難しいケースもあるため、場合によっては水回りを希望通りの位置に移動できないかもしれません。
リフォーム会社に相談をし、壁の撤去や水回りの移動が可能かを確認しながら計画を立てることが大切です。
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・生活の動線が変化する
間取りが変わると人の動きも変わるため、部屋の広さや使い方だけではなく、動線に不便が生じないかを十分に検討しておく必要があります。
間取り変更によって「玄関から部屋までの動線」「部屋からトイレまでの動線」など、家族それぞれの生活動線にどのような変化があるのかをしっかりとシミュレーションしておきましょう。リノベーションによってかえって不便になることのないよう、家族の生活をイメージして計画を立てることが大切です。
また、スムーズに家事ができるようにするには、家事動線も重要です。水回りの設備がなるべく近くに集約されていたり、洗濯物を干したり片付けたりする場所が近くにまとまっていたりすると、動きに無駄がなく、効率的に家事が進みます。間取りを変更する際には、家事動線に問題がないかをよく確認しておきましょう。
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・部屋を使わなくなったときに間取りが不便に感じる可能性もある
せっかく部屋を増やしても、その部屋を使わなくなったときには不便に感じてしまう可能性があります。「子供部屋のために部屋を増やしたものの、子どもが独立して使わなくなった」「仕事用の書斎が欲しくて部屋を増やしたものの、退職後は一切使わなくなった」など、せっかく増やした部屋を数年後には使わなくなるケースはよくあります。
子供部屋や書斎など特定の目的で作った部屋は、他の用途では使いにくい場合もあるため注意が必要です。いずれ使わなくなったときにその部屋をどう活用するのか、数年後や十数年後まで見越して考えておくことが大切です。
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■ライフスタイルが変わっても使えるリノベーションがおすすめ
家族のライフスタイルの変化によって、過ごしやすい空間の在り方や最適な部屋数も変化するものです。長く快適に暮らせる住まいづくりには、将来を見据えつつ、現在の生活のしやすさも犠牲にしないリノベーションを実現することが重要です。
せっかく間取り変更を伴うリフォームをするのであれば、家族みんなが過ごしやすい空間を追求したいですよね。壁付けキッチンから対面キッチンにしたり、パントリーやウォークインクローゼットを新設したりと、間取りの変更とあわせてより使いやすい住まいになるように計画するのがおすすめです。
また、部屋を増やす際には、将来的な部屋数の変更も想定しておくとよいでしょう。いずれ使わなくなることがわかっている部屋であれば、間仕切りの壁を撤去するだけで広いワンルームになるような構造にしておくのがおすすめです。
》間取り変更のリノベーションでライフスタイルに合った家に
■女性建築士在籍!市川市周辺でリノベーションを検討している方はノア・スタイルにお任せください!
千葉県市川市を拠点に、浦安市、船橋市、松戸市などをメインエリアとする「ノア・スタイル」は、「スローライフ」をコンセプトに、長い時間軸を見据えたリノベーションをご提案しております。
女性目線ならではの提案を得意としており、お客様のご要望がご自身のライフスタイルに溶け込むよう、プラスαのアイディアをお伝えしながら一緒につくりあげていくことを大切にしています。
耐震診断士の有資格者が在籍しておりますので、間取りを大きく変更するリノベーションの場合も安心してお任せください。環境に配慮した最新の断熱素材のご提案も可能ですので、間取り変更の工事にあわせて部屋の断熱性能をアップさせたい場合もぜひお気軽にご相談ください。
また、ノア・スタイルでは、リノベーションの際に家具やインテリアのコーディネートも行っております。お好みのインテリアスタイルに応じてご提案いたしますので、住まい全体に統一感のある雰囲気を演出することも可能です。
リノベーションを検討中の方には、リノベーション向きの物件探しからサポートをしております。また、細部までこだわりたい方へ向けては、新築住宅の建築もご提案が可能です。
「自分らしいリノベーションをしたい」というお客様の想いに寄り添い、理想の住まいを一緒につくりあげていければと思っております。リノベーションをご検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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