キッチンを移動させるリノベーションで家事がラクに!移動させるメリットと注意点を紹介

皆さん、こんにちは。

千葉県市川市を拠点に、住宅や店舗のリフォーム・リノベーションを手掛ける株式会社ノア・スタイルです。


キッチンは、家の中の要であり、日々の生活やライフスタイルを左右するものです。


働き方の変化も家の間取りにも影響を与えており、あらためてキッチンの場所を見直す必要性があると言えるでしょう。


言われてみれば、たしかに今の場所にキッチンがあると使いづらい……。


そんな場合は、キッチンを移動するリノベーションがおすすめです。


今回はキッチンを移動することによるメリットや、知っておきたい注意点を紹介します。




■リノベーションでキッチンの移動は可能?



そもそも現在使っているキッチンの場所を、移動することができるものでしょうか?

答えは「YES」。


とはいえ、建物の構造や配管の関係から希望の場所に動かせない場合もあり、自己判断は難しいので、間取り変更などを得意としている専門業者に相談してみることをおすすめします。


キッチンの移設には、いくつかパターンがあります。

まず位置を少しだけ動かす場合。

少しの移動でも動線を大幅に改善することは可能です。

大きく場所を変えるケースよりも排水管や排気ダクトにつなぎやすいというメリットもあります。


位置は大幅に変えず向きだけを変えるというパターンもあります。

部屋全体の雰囲気を変えられたり、家族とのコミュニケーションが取りやすくなることが期待できます。


LDKのある階数を1階から2階、あるいは2階から1階に変更したいので、キッチンを置く階数を変える……というパターンもあります。

同一フロア内での移動より費用はかかりますが、排気ダクトへのルートを確保できれば可能です。


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■今使っているキッチンをそのまま動かすことはできる?



既存キッチンの流用は、あまり一般的ではありません。

というのも、既存のキッチンをそのまま使っても、費用対効果の面で、キッチン本体を新しく交換する場合とそれほど変わりがないのです。


キッチンの耐用年数はおおむね10年から20年ほど。

10年を過ぎたら不具合が生じやすくなるものですので、せっかくリフォーム費用を投じて現在のキッチンを移設しても、数年後には交換が必要となってしまうかもしれません。


またこれまで壁付けで使っていたキッチンを、アイランド型やペニンシュラ型などの対面キッチンにするようなら、対面側の面材を新たに取り付ける必要があります。

さらに、壁付けキッチンと対面キッチンの使いやすい奥行き寸法はそれぞれ異なるので、新しいキッチンに交換するのが現実的です。


ここ数年、各社が開発するキッチンの性能は、その向上ぶりに目を見張るものがあります。

料理がしやすいことはもちろん、おそうじラクで汚れにくく、収納量もたっぷりというのはもはやスタンダード。


システムキッチンで好みのものがない、という場合は、リノベーション会社にデザインしてもらう造作キッチンもよいでしょう。

インテリアと調和が取りやすく、LDKが一体的な空間になります。


》キッチンの天板にはどんな種類の素材がある?ライフスタイルが変わっても長く使えるキッチンとは




■キッチンを移動させるメリットとは?



ではリノベーションでキッチンを移動させるメリットを、具体的に見てみましょう。



・家事動線が改善する

キッチンは毎日使う場所なので、位置や向きが変わるだけでも家事動線をスムーズに変えることが可能です。


たとえば、キッチンと洗濯室のアクセスを良くすれば、料理も洗濯も並行して手がけられるようになります。

キッチンの移動で空いたスペースにパントリーを設けてキッチンの作業効率を上げることもできるでしょう。



・コミュニケーションが取りやすくなる

キッチンとリビング・ダイニングの関係性を見直すことで、作業をしながらお子さんの勉強や遊ぶ様子を見守ることもできます。


壁で仕切られている個室型キッチンや、家族に背を向けるような壁付けキッチンは、料理に集中しやすく、においや煙がリビング・ダイニングに流れないメリットがあります。

しかし作業をしていて孤独感を感じたり、子どもの様子がうかがえないというデメリットも。


対面型キッチンにすれば、家族とコミュニケーションが取りやすくなり、作業も一緒にしやすくなります。テレビを見ながら作業できるのもうれしいですね。



・LDKを気持ちよく使うことができる

キッチンがリビング・ダイニングに圧迫感を与えており、なんだかLDK全体が狭苦い。

そんな場合は、家事動線を考えながら適切な場所にキッチンを移動することによって、LDKを開放的に使うことも可能です。


またLDKの中でキッチンだけが設備感が強く、違和感を拭えないという方もいらっしゃることでしょう。

移動に伴いキッチンを家具のようなデザイン・素材にすることで、インテリア全体と調和し、LDKの一体感を生み出すことができます。




■知っておきたい、移動しにくいケースとは?



念のために移動しにくいケースがあることも、チェックしておきましょう。

ネックとなりがちなのは、給排水管のルートです。

排水管は水を流すために勾配(角度)をつけて設置する必要性がありますが、そのためには床下スペースに一定の高さが必要となります。


一般的な木造戸建て住宅の場合、給排水管に関する制約が少ないので、キッチン移動のハードルはそれほど高くありません。


ただし通し柱や筋交い、建物の構造を担う耐力壁の位置によっては、キッチンの移動場所が限られる可能性もあります。


マンションの場合、床下や壁裏に配管スペースがあるのなら、ある程度自由に移動させられます。給排水管が壁や床に埋め込まれているケースは、移動が制限を受ける可能性も。


また管理組合でキッチンの移動を禁止していることもあるため、管理規約をチェックしてみましょう。


》マンションのリノベーションの際に確認が必要な管理規約とは?




■家族とコミュニケーションが取りやすいキッチンとは



共働き世帯が増え、家族で一緒に過ごす時間がいっそう大切になってきたことや、食育の考えが定着してきたことを考えると、やはり少しでも長く共にキッチンで過ごしたいものです。


そしていまや、妻だけでなく夫も料理を担当したり、夫婦でキッチンに立つことは日常的に。


二人で作業できるような余裕のあるスペースを確保できると、作業がラクになるだけでなく、作業を通じて繋がりを深めてくれます。


また対面型キッチンは夫婦でお酒をたしなみながら料理をするのにぴったり。

食器を洗いながら子どもの勉強をみてあげたり、出勤の支度をしながら朝食を準備して、時短やコミュニケーションに役立ってくれます。


周囲を回遊できるアイランド型なら、4方からのアクセスがよく、LDKにおける求心性も高いので、キッチンを中心とした間取りづくりが可能です。


特にここ数年はキッチンとダイニングテーブルを一体化させるスタイルも人気です。

省スペースになりLDKにゆとりが生まれることに加え、ダイニングテーブルで作業する子どもとの距離感も近く、コミュニケーションを密に取れることでしょう。


こんなキッチンにしたいけれども、配管スペースの問題はないだろうか?

理想のキッチンがあるけれども、本当にライフスタイルに合っているのか自信がもてない……。


そんな場合は、フル・リノベーションに長けており、きめ細やかな提案をしてくれるリノベーション会社に相談してみましょう。


》共働きの方必見!リノベーションで叶える時短家事のポイントとは?




■女性建築家在籍!市川市周辺でリノベーションを検討している方はノア・スタイルにお任せください!



キッチンがふさわしい場所にあると、家族の時間がいっそう豊かになります。

リノベーションはこうした理想のキッチンを実現する手段の一つ。

ぜひ、自分たちらしいキッチンのあり方を考えてみてください。


そして、自分たちらしいキッチンの場所は、十人十色。

家の間取りも異なればライフスタイルにも個性があるので、一つとして同じキッチンはありません。


したがって自分たちにふさわしいキッチンのリノベーションをするのなら、生活動線のようなソフト面に加え、家族間の機微も汲み取ってくれて、かつハード面にも詳しいリノベーション会社に依頼できると安心です。


千葉県市川市を拠点に、浦安市、船橋市、松戸市などをメインエリアとする「ノア・スタイル」は、規模の大きなフルリノベーションを得意としています。


代表の女性建築家が自らプランニングをしているため、デザインだけでなく、女性ならではの視点で、家事導線や収納の配置などきめ細やかな提案をしています。

造作キッチンも多くデザインしているので、世界に一つだけのオリジナル・キッチンの提案もお任せください。


家具・インテリアのコーディネートも手掛けているので、伸びやかで美しいインテリア設計も得意とするところ。


設計・施工をトータルで管理しており、精度の高い空間づくりや、断熱リフォームや耐震補強など、ハード面に強いのも強みの一つです。


キッチンをきっかけとしてLDK全体を見直したい、また他に不便を感じていた場所も合わせてフル・リノベーションをしたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

中古物件探しや新築をしたい、という方にも対応しております。



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