2階建てを平屋にすることは可能?平屋リノベーションのメリットや注意点を紹介

皆さん、こんにちは。

千葉県市川市を拠点に、住宅や店舗のリフォーム・リノベーションを手掛ける株式会社ノア・スタイルです。


これまで2階建ての家に住んできたけれども、子どもが巣立って夫婦2人の生活になったら、使わない部屋が増えるし、上下階の移動も面倒に。

なんだか2階がムダなように思えてきた。


子育て世代ではあるけれども、今の住まいを見直してみたら、2階建てである必然性が見当たらず、平屋でコンパクトに快適に住みたいという思いが強くなってきた。


ただ今さら新築をするという気も起こらず、フルリノベーションで今の住まいを平屋にすることは可能だろうか……?


平屋の家に住むためには、新築をするか、すでにある平屋の中古物件を購入する、というのが一般的です。


けれどもこれから新築をしたり、中古でも新居を探したりするのは、なかなかハードルが高いですよね。

リノベーションなら、住み慣れた愛着のある家を、2階建てから平屋にすることも可能です。


今回は平屋リノベーションのメリットや注意点についてご紹介します。




■2階建てを平屋にするメリットとは?



2階建てから平屋にするメリットはさまざまですが、代表的な例を紹介します。



・日々の移動がラクになる

1階だけで生活が完結するので動線がコンパクトになり、移動がラクになります。


2階建てを平屋にする際に、1階の間取りも見直して、段差や間仕切りも少なくしたら、さらに便利さがアップすることでしょう。


水回りを一箇所にまとめることもできれば、掃除をするのも1階だけで済むので、家事の面でもぐっとラクになりますよ。



・階段でのケガのリスクを低減できる

住宅において階段はもっとも事故が起こりやすい場所の一つです。


2階建てを平屋にすれば、階段の存在自体がなくなるので、ケガをする原因を根本から取り除くことができます。



・耐震性能が上がる

地震の揺れは建物が高いほど伝わりやすくなってしまいます。

したがって、上階のない平屋は2階建てよりも地震の影響を受けにくい傾向が。


また建物の重量も重要で、家が軽いほど地震に強いと言われています。

このように平屋建ては、耐震性の面で2階建てより優れていると言えます。


ほかにも、2階がなくなることで外壁のメンテナンス費用が減らせるというメリットも。

延床面積で決まる固定資産税も、2階建てから平屋にすれば、節税につながる可能性もあります。


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■2階建てを平屋にすることによるデメリットもチェック



基本的にはメリットのほうが多いのですが、1階だけで暮らすことによるデメリットがあることも知っておきましょう。



・生活音に対して敏感になるかも?

一般的に2階建てでは、LDKのような生活空間と、寝室のような個室を上下階で分けるケースが大半です。


2階建てから平屋にすると、寝室もキッチンも浴室も、すべてがワンフロアに配置されるように。

寝室で休んでいてもキッチンで洗い物をしているのが気になる……といったように、生活音に敏感になるケースがあるかもしれません。


もちろん水回りと寝室を離すような間取りの工夫や、防音対策などを施すことで、解決することができますよ。



・日当たりや眺望が悪くなる可能性も?

住宅地では、隣近所の住宅は2階建てあるいは3階建てであるのが一般的。

平屋にするとまわりの住宅の影部分に入ってしまう可能性があることは、留意しておきましょう。


日当たりが採りにくくなる傾向がありますが、間取りの工夫やトップライト・ハイサイドライトなどを活かすことで、明るく開放感あふれる平屋をつくることは可能です。




■リノベーションで2階建てから平屋にすることは可能?



結論から言うと、2階建てから平屋へのリノベーションは可能です。

ただし、基本的に大掛かりな工事が必要になることは心得ておきましょう。


2階建てから平屋にする場合は、2階部分を撤去して新たに屋根を架ける方法が一般的で、「減築」とも呼ばれます。


この際、単に2階を撤去するだけでなく、1階の動線も見直してフルリノベーションをするのがおすすめ。


というのも、既存の間取りは2階建てであることが前提でつくられています。

平屋にすることで、それまで2階で担っていた機能を1階に移す必要が生じるかもしれません。


またせっかく規模の大きなリノベーションをするのなら、もともと1階で使いづらかった動線や設備なども見直したいところ。


そして古いお住まいなら断熱・気密などの性能も見直すリフォームもあわせて行うと理想的です。


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■平屋にリノベーションするときの注意点をチェック!



2階建てから平屋にリノベーションする場合の、知っておきたい注意点を紹介します。



・現地調査を入念に行う

まずは本当に2階建てから平屋にできるのか、現地調査を入念に行う必要があります。

どのように2階を撤去できるかは、既存の工法にもよっても変わってきます。


フル・リノベーションのプロなら既存の図面を見ればおおよそは検討がつきますが、それでも蓋を開けてみないとわからないのがリノベーション。


図面通りにつくられていない可能性もあるので、現地調査は重要です。



・限られた面積を有効に

2階建てに比べると平屋は使える面積が少なくなります。

まずはロフトや小屋裏収納、スキップフロアなど、高さをうまく使って、限られた床面積を最大限使う工夫を検討してみるのがよいでしょう。


2階建ての時と比較すると平屋のほうが屋根面積は広くなるので、ロフトや小屋裏収納もつくりやすくなります。


場合によっては1階を「増築」することも視野に入れてもよいかもしれませんね。


》増築できない家はどうすればいい? 増築不可でもリノベーションで快適に暮らせる解決方法とは



・工事中は仮住まいが必要

2階を解体・撤去するので、工事が大掛かりになり、住みながら工事をするのは現実的ではありません。

施工中は仮住まいが必要になると考えておきましょう。


したがってリノベーション費用のほかに、仮住まいの家賃、引越し費用なども見込んで、ゆとりのある予算計画を立てるのがおすすめです。


リノベーション会社が、便利な荷物預かりサービスなどを提供しているのなら、ぜひ活用しましょう。


》ノア・スタイルの荷物預かりサービスを利用されたお客さまの声




■女性建築士在籍!市川市周辺でリノベーションを検討している方はノア・スタイルにお任せください!


2階建てから平屋にするのなら、戸建て住宅の構造に精通した、経験豊富なリノベーション会社に依頼するのが得策です。


千葉県市川市を拠点に、浦安市、船橋市、松戸市などをメインエリアとする「ノア・スタイル」は、規模の大きなフルリノベーションを得意としています


代表自らプランニングをしており、デザインだけでなく、女性ならではの視点で、家事導線や収納の配置などきめ細やかな提案が可能です。


家具・インテリアのコーディネートも手掛けているので、実際の床面積以上に広々と感じられる伸びやかなインテリア設計も得意とするところ。


設計のみならず施工もトータルで管理しており、精度の高い空間づくりや、断熱リフォームや耐震補強など、ハード面に強いのもノア・スタイルの強みの一つです。


難しいと思われがちな案件ほど、ノア・スタイルの腕のみせどころ。

我が家を2階建てから平屋にして新しい暮らしがしたいと考えていらっしゃる方は、ぜひご相談ください。



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