皆さんこんにちは。
千葉県市川市を拠点に、市川市内、浦安市などで住宅や店舗のリノベーション工事を物件探しから設計・施工監理まで手掛けている「ノア・スタイル」です。
日本人の平均寿命は世界でも非常に高い水準にあるため、老後の生活に向けての関心も高い傾向があります。そんななかで、老後の住まいについて悩みを抱えている方も多いでしょう。
今回は老後の住み替えにコンパクトマンションがおすすめな理由や物件の選び方、リノベーションのポイントについてご紹介します。
■老後にコンパクトマンションがおすすめな理由
コンパクトマンションとは、一般的には専有面積が30㎡から50㎡程度、1LDKや2LDK程度のマンションのことを指します。老後の住まいにはさまざまな選択肢があるなかで、コンパクトマンションがおすすめな理由を3つご紹介します。
・立地がいい
コンパクトマンションは、駅の近くなど利便性のよい場所にも多く建てられているため、老後の生活に非常に向いています。コンパクトマンションは一般的なマンションに比べて狭いスペースでも建てられるため、都心部や駅の近くなど、限られた広さの土地に建てやすいという特徴があります。
老後に運転免許証を返納すると交通手段が限られてしまうため、交通機関が発展している立地であれば、日々の移動も安心です。
・予算を抑えられる
コンパクトマンションは、ファミリータイプのマンションに比べて価格を抑えやすい傾向にあります。マンションの価格は築年数や立地条件などによって変動するものの、コンパクトマンションは専有面積が小さいため価格を抑えやすいといえます。
老後は住宅ローンの利用が難しいケースもありますが、価格を抑えたマンションであれば購入しやすいといえるでしょう。
・程よい広さで暮らしやすい
お子さんの独立後も同じ広さの家に住んでいると、部屋が余ったりスペースを持て余したりすることがあります。広々とした空間は魅力的に感じるかもしれませんが、実際には掃除の負担が大きかったり、光熱費がかかりすぎたりと、デメリットもあります。
コンパクトマンションは老後の生活にもほどよい広さで、快適な生活が送れます。
■コンパクトマンションの物件の選び方は?
老後の生活に適したコンパクトマンションを選ぶ際のポイントを2つご紹介します。
・郊外エリアの駅近物件
老後は落ち着いた地域で生活したいと考える場合、郊外エリアの駅近物件がおすすめです。都心部から離れた郊外は落ち着いた生活ができる反面、車がないと不便と感じることがあるでしょう。
しかし、車の運転に不安がある場合や運転免許証を返納した場合でも、駅が近ければ公共交通機関が利用しやすくて安心です。また、徒歩圏内にスーパーや病院などがあると、より生活しやすく安心でしょう。
・バリアフリーに対応したマンション
老後も安心して生活できるように、バリアフリーに対応したマンションを選ぶのもおすすめです。「段差がない」「廊下や扉の幅が広い」「引き戸を採用している」「家の各所に手すりがある」など、将来的に介護が必要になった場合も過ごしやすいように配慮されているマンションを選ぶと安心です。
介護が必要になったタイミングで住み替えやリフォームをするのは大変なので、入居時からバリアフリーに対応しているマンションを選んでおくとよいでしょう。
■老後の住み替えにはリノベーションする選択肢も!
老後の住み替えは、リノベーションを通じて理想の住まいを実現することも可能です。ここでは購入と同時にリノベーションする場合と、現在の家をリノベーションする場合について解説します。
・購入と同時に理想の住まいへリノベーションする
広さや価格、立地条件などが希望に合うマンションでも、バリアフリーに対応していないであったり生活しにくい間取りであったりした場合は、リノベーションで理想の住まいを実現させるのも方法のひとつです。
購入時にリノベーションを行えば、生活しやすい間取りへの変更やバリアフリー化など、老後も安心して過ごせる住まいが実現します。万が一転倒した際のことを考えてクッション性のある床材に変更したり、断熱性能を高めるために断熱材の充填や断熱窓への取り換えを行ったりするのもおすすめです。
・現在の家をリノベーションする
住み慣れた場所で生活したい場合は、現在の家を老後も暮らしやすいようにリノベーションするのも方法のひとつです。老後に備えたリノベーションは、バリアフリー化はもちろん、住みやすい間取りへの変更がポイントです。
老後も快適に過ごすためには、LDKや寝室、浴室、トイレなどをなるべく近くに集約するとよいでしょう。部屋同士が離れていると生活しにくいため、なるべくコンパクトな間取りになるように意識するのがおすすめです。
》中古住宅購入と同時にリノベーションはできる?同時にするメリットと注意点を紹介!
》古いマンションが寒いのはなぜ?断熱リノベーションでできる寒さ対策や工事のポイントを紹介
■老後を快適に暮らすためのリノベーションのポイントとは
ここでは老後を快適に暮らすためのリノベーションのポイントを2つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
・安全性と利便性を両立した設計にする
老後を安心して快適に過ごすためには、住まいを効率的かつ安全に設計することが重要です。コンパクトマンションは、限られたスペースを最大限に活用できる上、バリアフリーを考慮したリノベーションにも適しており、老後の住まいとして非常に魅力的な選択肢といえます。
例えば、LDKや寝室、浴室、トイレを近接させることで動線を短くし、効率的で暮らしやすい間取りを実現できます。また、壁面収納や多機能家具を取り入れることで、限られたスペースを最大限に活用できる設計が可能です。さらに、引き戸やスライドドアの採用、滑りにくい床材の使用といった工夫で、安全性と利便性を両立させることも可能です。
このようなリノベーションを通じて、限られた面積を活かしながら、機能性と快適性を兼ね備えた住空間を作ることができます。
・動線を意識する
老後に備えてコンパクトな間取りへ変更する際には、生活しやすい動線も意識しておくことが大切です。たとえば寝室とトイレを近くに配置しておくと、夜中にトイレへ行く際も安心でしょう。
ほかにも、家事がしやすいように水まわりを近くに配置しておくのもおすすめです。キッチンや洗面所が近くに配置されていれば、料理の合間に洗濯機を回すなど、効率的に家事ができます。また、洗濯物を干すスペースが離れていると、干したり取り込んだりする際に何度も移動するのが大変なので、干す場所やクローゼットも近くにまとめると便利です。
》間取りを変更するなら知っておきたい!部屋を増やすリノベーションのコツや注意点を紹介!
》キッチンを移動させるリノベーションで家事がラクに!移動させるメリットと注意点を紹介
■女性建築家在籍!市川市周辺でリノベーションを検討している方はノア・スタイルにお任せください!
ノア・スタイルは、千葉県市川市を拠点に、市川市内、浦安市などで住宅や店舗のリノベーション工事を物件探しから設計・施工監理まで手掛けております。
リノベーションをご検討中の方には、リノベーション向きの物件探しからサポートを行っておりますので、ワンストップ・リノベーションが可能。老後の住まいについて検討されている方も、ぜひお気軽にご相談ください。
弊社代表は女性建築家で、自らプランニングをしているため、デザインだけでなく、女性ならではの視点で、お施主様に寄り添いながら、ご要望以上のご提案をいたします。
“いい住まい、いい暮らし”をいかに実現するかを競う、業界最大級の住宅施工例コンテストで、「地域優秀賞」も受賞しており、デザイン力・施工技術・提案力に定評があります。
》LIXILメンバーズコンテスト2023にて「地域優秀賞」受賞
家具・インテリアのコーディネートも手掛けているので、伸びやかで美しいインテリア設計も得意とするところ。家事動線や収納の配置などきめ細やかな提案をしています。
設計・施工をトータルで管理しており、精度の高い空間づくりや、断熱リフォームや耐震補強など、ハード面に強いのも強みの一つ。
理想の暮らしをうかがった上で、物件探しからサポートするワンストップ型リノベーションも得意としております。
物件探しから設計・施工、インテリア……理想の暮らしと空間づくりのために、トータルで併走いたしますので、適正コストをしっかりと掛けてリノベーションをしたい、とお考えの方は、どうぞお問い合わせください。
▼関連記事▼
》築40年の中古住宅は後悔する?中古リノベーションで注意すべきポイントを紹介!
》築40年のマンションはいつまで住める?購入時に確認すべきポイントやリノベーションの必要性を解説!
》中古マンション買うなら築何年?購入前に知っておきたい中古マンションの選び方と注意点
》フルリノベーションでよくある落とし穴とは?失敗しないためのポイントや注意点を紹介!
》母一人との二世帯住宅はどんな間取りがいい?後悔しないリノベーションのポイントを紹介!
▼ノア・スタイルのマンションリノベーション事例はこちら
》幕張町のマンション|築14年 RC造
》浦安市のマンション|築16年 RC造
》市川市のマンション|築30年 SRC造
》船橋市のマンション|築25年 S造
》早稲田のマンション|築40年 RC造