皆さん、こんにちは。
千葉県市川市を拠点に、住宅や店舗のリフォーム・リノベーションを手掛ける株式会社ノア・スタイルです。
日本人の平均寿命は80歳を超え、「人生100年時代」とも言われている現在、老後の住まいについて不安や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
快適に過ごせる住まいの条件は、ライフステージの変化によって変わっていくものです。
今回は老後の住み替えについて、適したタイミングや住み替え方法の選択肢、リノベーションのポイントなどをご紹介します。
■老後の住み替えを考えるタイミング
老後の住み替えについて具体的にいつ行動に移せばいいのかわからないという場合、住替えを考えるのに適したタイミングを知っておくと、計画が立てやすくなります。ここでは老後の住み替えを考えるのに適したタイミングを3つご紹介します。
・子どもが独立したタイミング
子どもが独立したタイミングは、同居家族の人数が減るため、住み替えを考えやすいタイミングであるといえます。子供部屋が不要になることで部屋が余ったり、リビングやダイニングもそれほど広さは必要なくなったりと、住まいの在り方を見直すきっかけになるでしょう。
・定年退職のタイミング
定年退職を迎えると、これまで仕事をしていたときと生活スタイルがガラッと変わります。仕事をしていると家事効率のよさやリラックスできる空間などを重視する場合が多いですが、退職後は「趣味のために時間を使いたい」「趣味のものを飾ったり収納したりできる部屋が欲しい」など、住まいに求めることも変わってくるでしょう。
・家の老朽化が気になりはじめたタイミング
家の老朽化が気になりはじめたタイミングで、修繕を兼ねて老後の暮らしを考慮したリノベーションをするのもおすすめです。せっかく修繕工事をするのであれば、老後も暮らしやすい住まいになるようにバリアフリー化などもふまえた計画をするとよいでしょう。
■老後の住み替えの選択肢は?
老後の快適な住まいを考える際に、住み替えにもいくつか選択肢があります。ここでは主な3つの方法についてご紹介します。
・コンパクトなマンションへ転居する
子育て中の住まいでは老後は広すぎるという場合、コンパクトなマンションへの転居も選択肢のひとつです。駅の近くなどの利便性の高い場所であれば、買い物や通院などの際も移動手段に困らないでしょう。ただし、集合住宅での暮らしに慣れていないと、隣室の生活音などが気になってしまうケースもあります。
・子世帯と同居、近居する
子世帯と同居や近居をすると、頼れる家族が近くにいることで安心して生活ができるでしょう。ただし同居の場合は子世帯が快く了承するとは限らないため、両者でしっかりと話し合う必要があります。また、生活リズムや生活スタイルの違いから、ストレスを感じてしまうケースもあります。
・自宅をリノベーションする
住み替えによる転居に不安がある場合は、住み慣れたわが家をリノベーションして住み続ける方法がおすすめです。リノベーションでは、希望に応じた間取り変更やバリアフリー化が可能です。玄関の段差をなくしたり、手すりを付けたりすることで、老後でも安心して生活できる住まいづくりが可能になります。
■老後の住み替えにはリノベーションがおすすめ!
老後の住み替えにはさまざまな選択肢がありますが、住み慣れた土地で安心して過ごしたいのであれば、愛着のあるわが家をリノベーションするのがおすすめです。ここでは老後の住み替えにリノベーションがおすすめである理由を解説します。
・愛着のあるわが家で暮らし続けられる
わが家をリノベーションして住み続ける大きなメリットは、家族との思い出が詰まった愛着のある家で暮らし続けられる点です。古い家を取り壊して建て替えるのとは違い、リノベーションは古い家の要素を残しながらも、快適な間取りや新しい設備を取り入れられます。
また、老後に新しい環境で暮らすのは不安が大きいという人もいるでしょう。住み慣れた地域、住み慣れたわが家であれば、安心してセカンドライフをスタートできます。
・老後を見越した自由なリノベーションが可能
自分たちの生活スタイルや身体の状態に合う物件を探すのはなかなか難しいですが、持ち家であれば、希望に合わせて自由にリノベーションが可能です。老後の暮らしを見越したリノベーションをすることで、長く安心して生活できるようになるでしょう。
リノベーションは自由度が高く、水回りの設備を使いやすいものにしたり、間取りを変更したりと、老後も暮らしやすいように自分たちの好みで仕上げることができます。
■老後の住み替えを成功させるリノベーションのポイントを紹介!
せっかくリノベーションをするのであれば、住んでみてから「やっぱりこうしておけばよかった」と後悔するような事態は避けたいですよね。ここでは老後の暮らしを見越したリノベーションを成功させるポイントを3つご紹介します。
・将来を見据えてバリアフリー化を考える
老後を見越したリノベーションの場合、バリアフリー化は重要なポイントです。足腰が弱くなったり車椅子が必要になったりしたときを想定して、まずは段差をなくすようにしましょう。玄関やトイレ、廊下などには手すりがあると安心です。
扉は開き戸よりも引き戸のほうが軽い力で開閉でき、車椅子も通過しやすいためおすすめです。また、電気のスイッチなどは車椅子に座った状態でも届く高さにしておくとよいでしょう。
・快適な間取りや動線を考える
足腰が弱くなったり車椅子が必要になったりした場合でも、なるべく移動の負担が少なくて済むような動線を考えて、間取りを決めるようにしましょう。玄関は段差をなくし、椅子に座って靴を履けるようなゆったりとしたスペースがあると安心です。
また、寝室の近くにトイレがあると、夜中でも安心して行きやすくなります。2階建ての場合は、1階だけでも生活が完結するような間取りにしておくのもおすすめです。
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・性能の良い設備で安全性や快適性をアップ
キッチンや洗面台、トイレ、浴室などの設備は、リノベーションの際に新しいものに取り替えておくとよいでしょう。老朽化した設備では、急な故障のリスクも高まります。新しい設備は性能が格段に上がっているものが多く、安全で快適に使用できます。汚れがつきにくくお掃除が簡単なものも多いので、お手入れにかかる手間も省けます。
また、ヒートショックや熱中症などのリスクを減らすためにも、断熱性能を高める施工もおすすめです。床暖房や浴室暖房などもあると安心です。
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■女性建築士在籍!市川市周辺でリノベーションを検討している方はノア・スタイルにお任せください!
千葉県市川市を拠点に、浦安市、船橋市、松戸市などをメインエリアとする「ノア・スタイル」は、「スローライフ」をコンセプトに、長い時間軸を見据えたリノベーションをご提案しております。
女性目線ならではの提案を得意としており、お客様のご要望がご自身のライフスタイルに溶け込むよう、プラスαのアイディアをお伝えしながら一緒につくりあげていくことを大切にしています。老後の素敵なセカンドライフを送るために、快適な住まいになるようご提案させていただきます。
弊社は耐震診断士の有資格者が在籍しておりますので、間取りを大きく変更するリノベーションの場合も安心してお任せください。環境に配慮した最新の断熱素材のご提案も可能ですので、間取り変更の工事にあわせて部屋の断熱性能をアップさせたい場合もぜひお気軽にご相談ください。
また、ノア・スタイルでは、リノベーションの際に家具やインテリアのコーディネートも行っております。お好みのインテリアスタイルに応じてご提案いたしますので、住まい全体に統一感のある雰囲気を演出することも可能です。老後は家でゆっくりと過ごしたいという場合も、素敵なインテリアの住まいではより一層リラックスした時間を過ごせるでしょう。
「自分らしいリノベーションをしたい」というお客様の想いに寄り添い、理想の住まいを一緒につくりあげていければと思っております。老後を見据えたリノベーションをご検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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