皆さんこんにちは。
千葉県市川市を拠点に、市川市内、浦安市などで住宅や店舗のリノベーション工事を物件探しから設計・施工監理まで手掛けている「ノア・スタイル」です。
新築よりも、好みの立地を選びやすく、理想の空間をつくれるのがマンションのフルリノベーション。その予算を考える時に、一つの目安として1000万円という数字を思い浮かべることかと思います。実際にどの程度のリノベーションができるのでしょう。
今回は1000万円でマンションのフルリノベーションをする際に知っておきたいポイントをご紹介します。
■マンションのフルリノベーションは1000万円で可能?
部分的なリフォームなら1000万円の予算内に収まりますが、それでは本当に快適で自分らしい住まいは手に入りません。何らかの不満を抱えながら、住み続けることになってしまいます。
理想の住まいづくりのために選びたいのは、躯体だけにして一から作り直す「スケルトンリフォーム(フルリノベーション)」。ただしその場合、1000万円の予算では難しい場合もあります。
施工会社によって費用の幅はありますが、一般的にマンションのフルリノベーション相場は、15〜20万円/㎡とされています。したがって平均的なファミリータイプ向きの70㎡の物件ですと、1050〜1400万円程度かかることになります。
また、首都圏では、物件の広さやリノベーション内容によって変わりますが費用は1000万円~2000万円程度と見積もられています。
■1000万円でできるマンションリノベーションは?
では、実際に1000万円ではどの程度のリノベーションができるのでしょう。
マンションの場合は、キッチン、トイレ、浴室などの水まわり設備の交換や、床・壁・仕上げの張り替え、建具の交換、大規模でない間取り変更などが可能です。
ただし壁の位置を移動するような抜本的な間取りの変更や、給排水管の全面入れ替えなどの大掛かりな工事は、1000万円を超える可能性が高いです。
基本的に床面積が広かったり、グレードの高い設備を導入したり、自分好みの凝ったデザインにするようなら、無理に1000万円に収めようとするよりも、予算に余裕をもたせるのがおすすめです。
■築古マンションはフルリノベーションやスケルトンリフォームが必須!
とりわけ築古のマンションは、スケルトンからのリノベーションが必要です。
というのも、国が定める省エネ性能の基準は頻繁に上がっているからです。
耐震基準が1981年に新耐震基準が設けられてから2000年に改定されたことを考えると、地震関係の法律は40年間、抜本的に変更されていないということになります。
対して省エネ基準は、1992年、1999年、2013年、2016年とめまぐるしく改正され、2025年からは省エネ基準適合義務化、2030年には適合義務基準が引き上げられることになっています。
リフォームにおいては増築部分が適合義務の対象になるので、マンションは増築しないから省エネ性(断熱性・気密性)を高めなくても大丈夫……というわけではありません。
築古のマンションほど断熱性・気密性は低いので、夏は暑く冬は寒く過ごしづらい傾向があります。
したがって築古のマンションは、スケルトンにして断熱性を高める断熱リフォームが欠かせません。断熱性・気密性を高めることで、防音効果も期待できます。
またマンションの規約によっては古くなった給排水管を交換できる場合もあります。築古のマンションを購入して物件費用を抑えるのなら、節約できた費用をリノベーションに充てて、1000万円以上かけてフルリノベーションを行うのが得策です。
》古いマンションが寒いのはなぜ?断熱リノベーションでできる寒さ対策や工事のポイントを紹介
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■ノア・スタイルのマンションリノベーション事例を紹介!
ノア・スタイルがおすすめするのは、部分的なリフォームにとどまらないフルリノベーション。部分的なリフォームでは、自分らしい空間をつくることができず、結局不満が募ってしまいます。
デザイン、素材、間取り、設備を自分好みにしつらえることができるのが、フルリノベーションの醍醐味。物件のポテンシャルを引き出しながら、自分らしい空間をつくることができるのです。
実際に、ノア・スタイルが手がけたフルリノベーションの事例をご紹介します。
新浦安エリアの築16年のマンションのフルリノベーションです。生活感を極力抑えながら利便性は確保、非日常感を感じられるホテルライクな空間につくりかえました。ビルトイン暖炉も設置し、ラグジュアリーなひと時を満喫できます。
市川駅前の築34年のマンションのフルリノベーションです。各部屋へ光が行き届く間取りに変更し、家の中心にはキッチンを。家事をしながらリビングでお子さんがのびのび遊ぶ様子に目配りできます。キッチン前にはワークスペースも設け、家族全員が程よい距離感で過ごせます。
市川駅近くの築30年のマンションのフルリノベーションです。100㎡以上ある床面積を最大限生かせるように、収納や動線を検討したことに加え、ドアを開けると心ときめく空間が広がる住まいに生まれ変わりました。また駅近で電車の騒音が気にならないよう、内窓や断熱材で性能もアップしています。
》その他のリノベーション事例はこちら
■フルリノベーションなら、物件探しからしてくれるワンストップリノベーション会社がおすすめ
フルリノベーションにおいて大切なのは、物件探し。立地は気に入ったけれども構造的な制約やマンションの管理規約で思い描いていたリノベーションができない……となっては元も子もありません。
したがってフルリノベーションを成功させるためには、物件を建築家目線で見てくれるリノベーションのプロの存在が必要です。
特に築古の場合、ご自分たちだけで内覧すると、なんだか暗くて狭くてやっぱり買う気になれない……となるのが常ですが、経験豊富なリノベーションのプロは、現状からは想像できない物件のポテンシャルを引き出し、理想的な住まいを思い描きます。
きちんと予算をかけて自分たちらしいリノベーションをするのなら、物件探しから並走してくれる「ワンストップ・リノベーション」にも対応してくれる建築会社を探すのがおすすめです。
■女性建築家在籍! 市川市周辺でリノベーションを検討している方はノア・スタイルにお任せください!
千葉県市川市を拠点に、浦安市、船橋市、松戸市などをメインエリアとする「ノア・スタイル」は、適切な予算をかけた規模の大きなリノベーションを手がけています。
リノベーション向きの物件探しのお手伝いもしているため、ワンストップ・リノベーションが可能。
代表は女性建築家で、自らプランニングをしているため、デザインだけでなく、女性ならではの視点で、お施主様に寄り添いながら、ご要望以上のご提案をいたします。
“いい住まい、いい暮らし”をいかに実現するかを競う、 業界最大級の住宅施工例コンテストで、「地域優秀賞」も受賞しており、デザイン力・施工技術・提案力に定評があります。
》LIXILメンバーズコンテスト2023にて「地域優秀賞」受賞
家具・インテリアのコーディネートも手掛けているので、伸びやかで美しいインテリア設計も得意とするところ。家事動線や収納の配置などきめ細やかな提案をしています。
設計・施工をトータルで管理しており、精度の高い空間づくりや、断熱リフォームなど、ハード面に強いのも強みの一つ。
物件探しから設計・施工、インテリア……理想の暮らしと空間づくりのために、トータルで併走いたしますので、適正コストをしっかりと掛けてフルリノベーションをしたい、とお考えの方は、どうぞお問い合わせください。
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